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旅行記:アメリカ国立公園(世界自然旅)

25.珠玉の山脈 (2003/6/17:晴

 一気に北上

 グランドサークル観光を終えたら、次は一気に北上して、グランドティトン国立公園(Grand Teton National Park)に向かう。とはいえ、この間はおよそ8時間のドライブ…かなりの長丁場だ。1日で行くのは辛いが、ひとまず行ける所まで行ってみることにした。

 モアブを朝発ちし、まずはソルトレイク・シティ(Salt Lake City)を目指す。国道191号線を延々と走っていくと、3時間ほどで急に車の交通量が多くなり、大きな街並みが見えるようになってきた。あれがソルトレイク・シティのようだ。しかし、この街に今日は用事がないので、さっさと素通りして先を急ぐ。高速道路の混雑を抜け、街外れまで来たところで車を停めて、昼食休憩とした。

 腹ごしらえが済んだらドライブ再開。ジャクソン(Jackson)へ疾走していく。山あり谷ありの変化に富んだコースだが、途中で工事中のため迂回を余儀なくされてしまった。今日中にたどり着けるのだろうか…そんな不安がもたげてきたが、それでも休みなく走ったことで、何とか夕方前にジャクソンに到着することができた。

  ここはグランドティトンへの玄関口にあたるため、街中はかなりの混雑となっている(店も多く、想像していたよりずっと立派)。この日は宿を確保していなかったが、幸い街中にあるWagon Wheel Campgroundが空いていたので、ここにテントを張らしてもらうことができた。

  それにしても、ここまで来ると昨日までの灼熱が一転、とても冷涼で、夜は寒いぐらいだ。体調を崩さないよう気をつけないと…

 絶景三昧ドライブ

 翌日は晴天に恵まれ、絶好の観光日和となった。さっそく園内に入り、まずはビジターセンターを訪れて情報収集。ティトン山脈(Teton Range)を縦走するティトン・クレスト・トレイル(Teton Crest Trail:約60km)に興味があったので状況を尋ねてみるが、まだ残雪が多くて歩けないらしい…残念だが、こればかりは仕方がない。

 気を取り直して車に乗り込み、手始めにジャクソンホール・ハイウェイ(Jackson Hole Highway)をドライブする。走り出すとまもなく、左手にティトン山脈の主峰が現れ、白雪を頂いた優美な山容を見せてくれている。グレイシャー・ビュー展望台(Glacier View Turnout)、ティトン・ポイント展望台(Teton Point Turnout)と、主峰が正面に見られて、感動の光景だ。

Glacier View Turnout
グレイシャー・ビュー展望台から望むティトン山脈主峰

Teton Point Turnout
ティトン・ポイントより

 左に珠玉の山脈を見ながら走っていくと、ほどなくスネーク川展望台(Snake River Overlook)が登場。ここからだと主峰はやや遠くなるが、蛇行した川との構図が見事である。さらに進んでいくと、今度は右手に、突如バイソン(Bison:別名バッファロー)が現れた。あまりに至近距離だったので急停車し、カメラに収めた(後ろの車に怒られてしまったが…)。

Snake River Overlook
スネーク川展望台

Bison
バイソン

  ゲートを通過したら、今度はオクスボー・ベンド(Oxbow Bend)と呼ばれる展望台が登場。スネーク川に反射したティトン山脈が美しい。左折してティトン・パークロード(Teton Park Road)に入れば、ジャクソン・レイク(Jackson Lake)に映える山々もまた素晴らしい。何という絶景だろう。

Oxbow Bend
オクスボー・ベンド

Teton Range from Jacson Lake
ジャクソン・レイクに映えるティトン山脈

  木立の快適な道を走ると、シグナル・マウンテン(Signal Mountain)への分岐に来たので、左折して登っていく(車で山頂まで行ける)。頂上からは、やや遠いがティトン山脈が見通せ、まずまずの景観だ。本道に戻ったら、ジェニー・レイク・シーニックロード(Jenny Lake Scenic Road)へと入っていくが、この辺りまで来ると、山脈が迫ってきて迫力がある。ジェニー・レイク(Jenney Lake)越しのオーエン山(Mt Owen:3940m)とグランドティトン(4197m)もなかなかのものだ。

View from Signal Mountain
シグナル・マウンテンより

View from Scenic Road
ティトン山脈が迫る

View from Jenny Lake
ジェニー・レイクからの眺め

 近場の湖巡り

 さらに南下し、駐車場に車を置いたら、今度は少し奥にある湖、タガート・レイク(Taggart Lake)とブラッドリー・レイク(Bradley Lake)へと歩いてみる。ここは家族連れに人気のコースだけあって、歩き始めから結構な賑わいであった。

 すぐの分岐を右に行くと混んでそうだったので、あえて左に折れて周り込みながら進んでいく。緩やかに登ると、次第に視界が広がり、ティトン山脈が覆いかぶさるように迫ってきた。家族連れを追い抜き、勾配がほぼなくなったと思ったら、正面にタガート・レイクが現れた。なかなか趣きのある湖で、ティトン山脈を映す姿が印象的である。

Taggart Lake
タガート・レイク

 しばらくこの景観を堪能したら、湖岸に沿って歩いていく。最初は静かだったのが、奥に進むにつれて人が増えて賑やかになってきた。この辺りはあっさり通過し、続いてブラッドリー・レイクへ。こちらへ向かう人はさらに減るようで、道中ほとんどすれ違う人もなく静かだ。森の中を登っていくと、やがて目指す湖が登場。一層小さな湖だが、静かなのが良い。ここでもたっぷりと休み、のんびりと過ごした。

Bradley Lake
ブラッドリー・レイク

  こうして近場の湖巡りを終えて車に戻ったら、一転して北上し、中心地であるコルター・ベイ(Colter Bay)に向かう。今日予約していたのが、Colter Bay Village & Cabinsのテント・キャビン。ここは、旅行会社曰く「通常の観光のお客様には、部屋の設備が不足しているのでお奨めしていません。安藤さんの場合は問題ないです」というところ(どういう意味だ?)。安いのは魅力だが、確かに設備は貧相だったので、ブラック・ベアが現れないことを祈って早々に眠りについた。

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