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旅行記:アメリカ国立公園(世界自然旅)

24.迷曲峡谷 (2003/6/15:晴時々曇

 最後の峡谷巡り

 長かったグランドサークル観光も、今日で最後。まだキャニオンランズ北部とファイリー・ファーニスが残っているので、陽が昇ったらさっそく車を走らせた。

 コロラド川を渡っていったん北上したら、分岐を左に入り、50km近く走ってアイランド・イン・ザ・スカイ(Island in the Sky)に入園。さらに南下を続けて、まずはキャニオンランズ随一の展望台、グランドビュー・ポイント(Grand View Point)を目指した。

 終点の駐車場には、既に数台の車が停まっていたが、展望台はまだ静かで、その眺望もなかなかのものだ。ただ、ガイドブックには「眺望の雄大さにおいてはグランドキャニオンをもしのぐ」と書いてあったが、どうだろう。これで期待が膨らんでいたのだが、個人的にはグランドキャニオンの方が雄大な気がする…

Grand View Point
グランドビュー・ポイントより

  ところで、良く見るとここから西にミニ・トレイルが延びているので、少し歩いてみる。左手にコロラド川が削った峡谷を見ながら、崖の上を歩いていき、やがて終点の岩山(というほど大げさなものではないが)に到達。ここからはグリーン川(Green River)方面の眺望が良いので、しばしのんびりと過ごした。

Canyonlands View
トレイル終点からの眺め

  展望台に戻ったら、ところどころにある展望台に寄りながら引き返していく。分岐を左に折れ、ホールマンスプリング・キャニオン(Holeman Spring Canyon)方面を走ってみるが、いまいち見所がないので、終点から直ちに撤退し、メサ・アーチ(Mesa Arch)に向かった。

 またも暑さにやられて

 メサ・アーチへは、短いループ状のトレイルを歩いていく。淡々と歩を進めると、正面にアーチが登場。ここから覗くキャニオンは絵になる光景だ。また横から見ると、かなり太いということもわかる。ここでゆっくりしようかとも思ったのだが、間もなく賑やかなグループがやって来たので、やむなく退散する羽目となった。

Mesa Arch
メサ・アーチ

Shafer Canyon
シェイファー・キャニオン

  車に戻ったら、意外に眺めの良いシェイファー・キャニオン(Shafer Canyon)を横目に見ながら帰途につく。園外に出て、分岐を右に入ってデッドホース・ポイント州立公園(Dead Horse Point State Park)に寄り道。ここはコロラド川が蛇行した姿を眺められるところで、涼みに入ったビジターセンターはかなり立派だ(隣りのキャニオンランズよりも設備が整っている)。

  少し見学したら、展望台まで車を走らせる。崖の淵にあるビューポイントからは、グースネック(Goose Neck)と呼ばれる突き出し部分がよく見え、コロラド川の蛇行した様子が手に取るようにわかる。ここはこれに尽きるので、しばらくぼんやりと過ごした。

Dead Horse Point
デッドホース・ポイント

 この崖沿いには短いトレイルが続いているので、本当ならそれに沿って歩き、いろいろな角度から景色を楽しむべきなのだろうが、この時点でもう昼前、だいぶ気温が上がり、とてもじゃないが歩く気にはなれない…もう引き返すしかあるまい。

 こうしてモアブに戻ったら、またも宿で昼涼み。どうしようもない暑さに参ってばかりだが、6月中旬のユタでは仕方ないだろう(ちなみに、モアブの標高は1227m)。

 迷路の道

 昼間の暑さをしのいだら、いよいよ最後、ファイリー・ファーニスのツアーに向かう。トレイルヘッドに車を置いて待っていると、徐々に人が増え、時間前には勢揃いとなった。他に日本人がいないのは当然としても、小さい子をつれた家族連れが多いのは意外であった。

Rock Pinnacles
道の途中からの景色

Fiery Furnace
ファイリー・ファーニス

 奇岩群を正面に見ながら、レンジャーに付き添われてゾロゾロと歩き始める。レンジャーは、この周辺の奇岩の成り立ちなどを説明しながら先に進み、時に奇岩に分け入り、天然の穴を通ったりする。道はあってなきもので、似たような景色が多く迷路のようで、慣れていないと迷子になりそうだ。

Fiery Fin
奇妙な景観が見られる

Fiery Rocks
峡谷の奥へ

Fiery Arches
アーチも見られる

Fiery Rock View
岩の上からの眺望

Fiery Arch View
アーチを見上げて帰る

 やがてツアーは峡谷の回廊へと入り込み、狭い区間、段差のあるところなどを、時に這うようにして乗り越えていくので、軽いアドベンチャー気分が味わえる。気がつけば両側に岩壁が迫り、変わったアーチや岩が見られる。岩をかき分け、岩盤の上まで出れば、ちょっと変わった眺望が開けてきた。奇岩群奥深くまで入ってきたことを実感させてくれる眺めだ。

  この先のアーチの下まで行ったところで引き返すこととなり、今度はところどころ急な下りをこなしながら帰っていく。ペースが子供向けにゆっくりなので、問題なく歩くことができる。狭い箇所を抜けたら、後は背後に奇岩帯を見ながら緩やかな道を歩き、3時間弱で全員無事に帰着。改めて見ても変わった景観だが、ここを歩くことができて満足であった。

  ともあれ、これでキャニオンランズとアーチーズ、そしてグランドサークルの観光も終わりだ。グランドキャニオン以降、だいぶ暑さに参っていたが、この先はむしろ寒いぐらいになるので、それはそれで楽しみである。

Fiery Furnace Overlook
フェアリー・ファーニスを振り返り見る

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