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旅行記:アメリカ国立公園(世界自然旅)

19.怪奇岩象 (2003/6/10:晴時々曇

 奇岩とブリッジ

 キャピトルリーフは、水の力によってできた複雑怪奇な岩が、数多く見られることで知られる公園だ。意外に広大なのだが、4WDでないと行けないところが多いので、今回は丸1日、近場の見所を巡ることにした。

 例によって早起きし、日の出とともに出発。まずはペトログリフ(Petroglyphs)に立ち寄り、先住民の岩絵を見てみる。なんだか宇宙人が書いたようにも見えるが、気のせいだろうか?

Petroglyphs
ペトログリフ

  そこからすぐのトレイルヘッドから登っていくと、しばらくで視界が開けて、右手に白いドーム状の岩、左手に白い尖がった岩が見えてきた。特にドーム岩は、まるでアメリカの国会議事堂のよう。何とも不思議な格好だ。

Capitol Dome
白いドーム岩

Capotol Cap
対岸には尖った岩

 するとまもなく分岐が現れるので、ここを左に折れて、ヒックマン・ブリッジ(Hickman Bridge)に向かってみる。何てことはない道を進んでいくと、次第にトレイルがあやふやになってきた。途中からはループ状になっているはずだが、分岐がいまいちわからない…仕方なく確実な方を歩いていくと、やがて崖の近くに出て、そこから右に折れれば、いつの間にかブリッジの裏に周り込んでいた。

  ヒックマン・ブリッジは、間近で見るとかなり大きい。そこをくぐっていくと全貌が見られるようになるが、なかなか絵になるブリッジである。周囲には人一人見当たらないので、この自然の橋を眺めながらしばらく佇んだ。

Hickman Bridge
ヒックマン・ブリッジ

 着きそうで着かない…

 十分に眺め尽くしたら元の分岐へと戻り、さらに先へと進んでいく。徐々に高度を上げ、白いドームの脇を進んでいくと、先ほどのヒックマン・ブリッジが眼下に見えるようになる。さらに岩盤上を緩やかに登っていくと、突然、崖の先で視界が開け、周囲の奇岩帯が一望の下になった。この辺りの地層は明らかに斜めになっているのがよくわかる。ここも小休止するには最適であった。

Capitol Overlook
展望地からの景観

Capotol Rim
さらに奥へ…リムを歩く

 トレイルはさらに先へと続いているので、そのまま歩き続けていくが、道は岩盤に沿って、張り出し部分を歩くので、距離の割には時間がかかる。次で終わりかと思って登ってもまだ先がある、という展開が続き、終点のナバホ・ノッブス(Navajo Knobs)には着きそうでなかなか着かない。見た目以上に傾斜もきつく、意外に難儀してしまった。

 まだかまだかと歩いていくと、ようやく岩のてっぺんに向かうようになった。ここを辛抱して登ると、頂上でトレイルは終了。どうやらここがナバホ・ノッブス。トレイルの終点らしい。久々にちょっと疲れたので、十分に英気を養うことにした。

View from Navajo Knobs
ナバホ・ノッブスからの景色

  帰りは元の道を戻るが、途中で老夫婦とすれ違った以外、人を見かけることはなかった。さすがにヒッチマン・ブリッジの辺りまで来ると何人かと会うようになったが、意外と歩かれないところらしい(そもそも、他の国立公園と比べると、訪れる観光客が少ないのだが)。

 奇岩ドライブ

 駐車場に戻ったら、今度はシーニック・ドライブ(Scenic Drive)に入り、複雑怪奇な岩たちを鑑賞することとする。しばらくは左手に岩壁を見ながら走るが、途中から未舗装路となり、砂埃を上げながら走る羽目となる。この辺りはまずまずといったところだ。

Scenic Drive (1)

Scenic Drive (2)
シーニック・ドライブより

 ガイドブックによると、途中のキャピトル・ゴージュ(Capitol Gorge)を入った先が勧められていたので、素直に従うことにする。狭い峡谷を進むが、周囲には変わった模様の岩が点在し、特に水によってできた奇妙な穴開き模様が目を引く。やがて行き止まりとなったので、ここからは一層狭くなったところを歩くこととなった。

Waterpocket
奇妙な岩模様

Capitol Gorge
キャピトル・ゴージュを歩く

 歩き始めから、両側の岩壁が迫ったところをゆくが、ザイオンのナローズほどの迫力ではない。ここを抜けると周囲が開け、トレイルはタンク(The Tanks)へと登るようになる。この辺りも変わった岩が見られるが、もうこの手の奇岩は数多く見てしまったので、驚くには及ばない。こうして意外とあっけなく道が終了してしまい、ちょっと期待していただけに残念であった。

The Tanks
タンクからの眺め

  こうして夕方前にはキャンプ場に戻り、キャピトルリーフ探検は終わり。やはり近場では限界があるが、今回は4WDではないので仕方がない。これでグランドサークル西部の観光はほぼ終了だが、日程の割にはいろいろ周れたと思う。ただ、これで周りつくしたわけでもない。掘り下げればもっと見所があるので、今度来る時は入念に準備したいものである。

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