検索 Google
五輪館
Back|Next
旅巧館旅行記北米>アメリカ国立公園
アメリカの国旗

旅行記:アメリカ国立公園(世界自然旅)

17.知られざるフェアリーランド (2003/6/8:晴時々曇

 未知の尖塔群へ

 昨日メジャーどころを周ったので、今日は北にあるフェアリーランド(Fairyland)周辺を歩くことにする。このエリアは、展望台のフェアリーランド・ポイント(Fairyland Point)こそ観光客が訪れるものの、その奥はあまり知られていない、未知の(?)スポットなのだ。

 まずは日の出とともにサンライズ・ポイントに出向き、朝焼けを鑑賞(雲が多く、残念ながらイマイチだった)。キャンプ場に戻って朝食を取ったら、再びリムに出て、少し下った先の分岐を左へ。ここからフェアリーランド・ループ・トレイル(Fairyland Loop Trail)を歩く。

 朝早いこともあって、トレイルには誰もおらず、本当に静かだ。尖塔を見ながら緩やかに下っていくが、昨日の風景とは、どことなく違う。尖塔自体はやや見劣りするものの、時に緑が混ざり、時に赤茶けた台地が混ざりと、変化に富んでいるのだ。これはこれで良いものである。

Fairyland South
トレイルから見上げる

Fairyland Wall
岩壁も多い

Chinese Wall
チャイニーズ・ウォール

 しばらくすると、右手に大きな連続した岩壁が現れた。名前はチャイニーズ・ウォール(Chinese Wall)。万里の長城のイメージかは知らないが、一風変わった壁だ。さらに城門のような尖塔も登場。それを横目に進むと、分岐の先にタワー・ブリッジ(Tower Bridge)が出現した。ここはパンフレットにも写真が載っていたので期待していたが、思ったほど大したことはない…しかし休憩には最適な場所なので、ここでしばらくのんびりと過ごした。

Fairyland Castle
城門のような尖塔

Tower Bridge
タワー・ブリッジ

 現れた大伽藍

 この先は、一転して緩やかな登りとなる。キャンベル・キャニオン(Campbell Canyon)を周り込むようにして徐々に高度を上げていくと、次第にフェアリーランドの大伽藍が姿を現し始めた。ここもニョキニョキと、無数の尖塔が生えてきている。とりわけ、崖から張り出したボート・メサ(Boat Mesa)が近くなると、この大伽藍の迫力が増してきた。やはり侮れない場所であった。

Fairyland Look-up
そり立つ尖塔を見上げる

Cambell Canyon
キャンベル・キャニオン

 トレイルはまもなく小尾根を進むようになるが、こうなると、今まで見えなかったフェアリーランド・キャニオン(Fairyland Canyon)の景観も望めるようになる。こちらも、なかなかどうして、数多くの尖塔が屹立している。「沈みゆく船」ことシンキング・シップ(Sinking Ship)も登場し、彩りを添えている(と言っても、格別素晴らしいわけではないが)。ここも絶好の休息ポイントなので、腰を下ろしてじっくりと景色を楽しんだ。

Fairyland View
ボート・メサを見上げる

Fairyland Canyon
フェアリーランド・キャニオン

Sinking Ship
シンキング・シップ

 この頃になってようやく反対側からポツリ、ポツリと人を見かけるようになったが、昨日とは比べようもないほどの数だ。やはり知られざる見所なのだろう。

 登りきった暁

 ここからは275mの登りがじりじりと続く(昨日は244mだった)が、傾斜自体はそれほど大したことないので、一歩一歩着実に歩いていく。道の両脇には様々な尖塔が出品されているが、これだけ見ると、もうさすがにありきたりの品では満足できなくなってきてしまった。

  当然だが、登るにつれて崖が近づき、尖塔を見下ろすようになってくる。下ってくる人も増えてきた(とはいえ、すれ違った人の数は10人にも満たない)。そして、最後は少し緩やかになった道を歩いてフェアリーランド・ポイントに到着。ここには車で来られるだけあって、数人の観光客が訪れていたが、やはり下から登りきると、感動もひとしおだ。

Fairyland Point
フェアリーランド・ポイント

 この展望台からは、眼下に尖塔群が広がり、その先にはシンキング・シップの姿もある。でも、やはり下を歩いてくると、途中の景色の方が圧巻だった、と思う。まぁ、そうでなければ歩いた甲斐もないというものだが。

 しばらくこの展望台で休んだら、粛々とキャンプ場へと戻っていく。この区間のリム・トレイルは木々に視界を邪魔され、景観としては今ひとつだったので、至極淡々と歩いていった。そして、昼過ぎには無事キャンプ場に帰着。このところ忙しかったので、後は買い物などをして、久々にゆるりと過ごした。

Page Top
Copyright © gorinkan.org All Rights Reserved.