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旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

65.砂漠を駆け抜けろ (2005/5/6:曇後晴

 人格が変わる

 今日はアクティビティ・デーで、午前がサンドボーディング、午後がサンドバギーとなっているが、私はサンドボードに参加しないので、午前中は休養。街中に繰り出し、土産物屋を物色したり、買い物をしたり、のんびり散歩したりして過ごし、午後に備えた。

 ところで、サンドバギーとは、文字通りバギーで砂漠を駆け抜けるというもの。スワコプムンドの南には広大な砂丘が広がっており、そこを思い思いに走るというので、興味をそそられたのである。ナミビアと言えば、何と言っても砂漠なだけに、これは外せない!

  やがて時間になったので、迎えの車に乗って出陣する(メンバー全員が参加している)。しばらくで乗り場に到着したので、簡単な操作法を習ったらすぐに出発。私はエンジンの掛け方に戸惑い、スタートが遅れてしまったが、すぐに追いつこうと必死で走り出した。

 バギーは、最初感覚が掴めずスタックしかかったが、しばらくでわかるようになって、徐々にスピードが出せるようになってきた。雄大な砂漠を疾走するのは殊のほか気持ちよく、景色もさることながら、このスピード感がたまらない。普段は猛スピードで飛ばすことなどないが、この時ばかりは人格が変わり、遅い人たちをどんどん追い抜いていった。

  なかば発狂しながら駆け抜けると、しばらくで先を行く人たちが止まって、後続を待っていた。改めて眺めても素晴らしい景色だが、これからはさらに砂丘を縦横無尽に攻めるらしい。ちょうど慣れてきたところだけに、ますます楽しみになってきた。

Quad-biking
バギーで砂丘を走る

 アップダウンを堪能

 すると、ガイドの案内に従って再びスタートし、いきなり高度を落としていく。最初はやや怖かったが、これをこなすと今度は斜面を上がってまた急降下と、砂丘の斜面を利用して走りまくる。もう我を忘れて、無我夢中で飛ばした。

 バギーの列はシュプールを描くように続いており、砂丘をあちこちと走り回っている。気がつくと二手に分かれていたようで、遅れていた人たちは先回りをして合流するようだ。しかし、こんなことに構う余裕はないので、とにかく前方をゆく人を目指して、がむしゃらに疾走していった。

Bikes at Namib Desert
砂丘で小休止

Desert view
来し方を振り返る

 やがて陽が傾き始め、砂丘の陰影がますます濃くなってきたところで小休止。雄大な砂漠を見ながら飲むジュースは最高で、このうえない贅沢に思えてくる。ちょうど道半ばといったところだろうが、既に大満足と言っても良い展開だ。

Bikeway
砂丘の陰影が濃くなってきた

  そして、一休みしたら再び走り出し、左手に夕陽を眺めながら砂丘を疾走。上がったり下がったりと、先ほど以上にスリリングなコースをたどるため、一時はスタックしてしまったが、それもまた一興。飽きることなく走り続け、日の入りとともにフィナーレを迎えたのであった。

  これでサンドバギーは終了したが、予想以上に面白いもので、皆大満足であった(サンドボードよりずっと良かったらしい)。私としても、美しい砂丘の景観は言うに及ばず、この爽快感が何とも言えない心地よさで、十分に堪能することができた。

 遊び過ぎて…

 翌日もまたアクティビティ・デーで、半分以上の人は朝からスカイダイビングに出かけているが、私は申し込んでいないので、完全な休養日。再び絵葉書を物色したり(ナミブ砂漠のイメージを膨らます目的もある)、海岸を散歩したりして過ごした。

  そして、夜はまたパーティーに借り出された(欧米人ってこういうのは本当に好きだ…)が、やはり私は馴染むことができず、とりあえず体だけ預けておく。まぁ、明日にはナミブ砂漠に出かけるので、ここは我慢するとしよう。

 ところが、スカイダイビングやサンドバギーにはまり、今一度挑戦したいという人が多かったので、次の日の出発は急遽昼以降になってしまった。個人的には、アクティビティよりナミブ砂漠なだけに残念だが、もう決まったことなので仕方がない。ここも我慢で、彼らが戻ってくるのを待った。

 しかし、サンドバギー組は予定通り戻ってきたものの、スカイダイビングは遅れているとのことで、やむなくトラックごと飛行場に迎えにいく。と、既に彼らは戻っていたが、映像を納めたCDの出来上がりを待っているとのこと。やれやれ、こんな調子でナミブ砂漠に間に合うのだろうか…

  結局、ここで1時間あまり待ちぼうけを食らって、ようやく出発。ワルビス・ベイ(Walvis Bay)を抜けると本格的に砂漠に突入し、「月面世界」と呼ばれる荒野を走っていくが、他の人たちは遊び過ぎたようで、全く興味を持つことなく眠りふけっている。が、いざ南回帰線にやって来ると、ここで記念撮影の嵐…私には、ただ看板があるだけにしか見えないが、妙にはしゃいでいるのが印象的であった。

View from Capricorn
南回帰線からの眺め

  だが、そんなことをしている間に時間は刻々と過ぎていき、もう太陽は沈まんとしていた。今日泊まるセスリエム(Sesriem)のキャンプ場は、確か日没前に入らないといけないのだが、大丈夫なのか…

  トラックは懸命に飛ばしているが、いかんせん前半のタイムロスが響き、むなしくも太陽は沈んでしまった。結局、キャンプ場には日没後の到着となって、辛うじて門は開けてもらえたものの、ナミブ砂漠に入る許可証はもらえず…本当なら日の出前に砂丘に登るはずだったのに、それが困難になってしまった。

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