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旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

64.凄まじい悪臭 (2005/5/5:晴後曇

 マラリア圏からの脱出

 チーター・パークで一夜を過ごし、今日は一気に砂漠を南下するので、これでもう完全にマラリア圏から脱出だ。チョベ以降はかなり蚊が減っていたものの、これで気分的にも一安心。幸いマラリア発症の気配はまだないので、これからも発症しないことを祈ろう。

 車はチーター・パークを後にし、カマンジャブ(Kamanjab)で左折したら、未舗装路を疾走していく。周囲には赤茶けた奇岩が立ち並び、見ていて飽きない景色が続くが、いかんせん猛スピードで飛ばすので、じっくり楽しむ余裕はなかった。

 やがてウイス(Uis)まで来たところで小休止し、さらに南下を続けると、ここからは広大な砂礫が広がるようになってきた。左手には山が遠望できるが、あれがスピッツコッペ(Spitzkoppe:1829m)なのだろうか…よくわからないまま車窓を見送る。

  そして、いよいよ大西洋が近づいてくると、それに合わせて雲も迫ってきた。せっかく快晴だったのに…この辺りは、特に5~7月の冬季は曇りの日が多いと聞いていたので止むを得ないが、寒々しい景色になって残念だ。

  やがて舗装路にぶつかると、右折して一路ケープクロス(Cape Cross)を目指す。ここは数万頭(多い時は100万頭以上)ものオットセイが生息するコロニーとして知られており、今日の寄り道ポイント。これだけの規模は滅多にないので、どれほど凄いものか、是非見てみたいと思っていた。

 悪臭の中で

 トラックはゲートに達し、ここで支払いを済ませたら、いよいよコロニーに迫る。ところが、おびただしい数のオットセイが見え始めたとたん、想像を絶するほど凄まじい悪臭が漂ってきた。アザラシの糞と魚の臭いが入り交じっており、思わず鼻をつまみたくなってしまうが、そんなことをしても全く効果がない。これは凄すぎる!

  ツアーリーダーによると、今日は風が強いので、これでもかなりマシらしい…が、とにかく間近で眺めるため、トラックを降りてコロニーに迫る。さすがにこれだけいると圧巻で、鳴き声だけでも凄まじい。とにかく迫力に圧倒されるが、彼らの様子を拝見させてもらうとしよう。

Cape Cross
オットセイだらけのケープクロス

Seal sleeping
のんびり寝そべっている

  浜は全てオットセイに占拠されており、あまりに密度が高いため、時折喧嘩が起きている。かと思ったら、のんびり寝そべっていたり、仲むつまじい姿を見せるものもいる。そんな様子を眺めていると、なかなか面白いものだ。

Seal drinking
いただきます

Seal kiss
キスしてる…

  しかも、長くいると匂いにも慣れてくるもので、耐え難いほどではなくなってきた。良く見ると海にも無数のオットセイが漂っていて、波が押し寄せる度に、あるものは上陸を果たし、あるものは海に飛び込んでいく。いずれにしても、本当に凄まじい光景だ。

Seal angry
怒ってます

Seals with wave
波打ち際の様子

 結局、早々に引き上げた人が多い一方で、私は時間ギリギリまで粘ってじっくり観察させてもらった。車内は当然悪臭が充満しており、帰路も窓を開けていないと耐え難いほどだったが、それでも匂いは取れない…どうやら完全に染み付いてしまったようなので、この後、身につけていたものは全て洗濯せざるを得なかった。

 アクティビティの宝庫

 ともあれ、こうしてナミビア第2の都市、スワコプムンド(Swakopmund)に到着。街並みはドイツ風の重厚な造りで、さすがに第1次大戦までドイツの植民地だったと納得するが、ここは旅行者にも人気の街らしい。と言うのも、ここには様々なアクティビティが用意されているからだ。

  話によると、サンドボーディング、スカイダイビング、サンドバギー、ラクダ乗り、遊覧飛行、タウンシップツアーなど、様々なメニューが用意されているが、中でも人気なのが前三者。この街に来たら何かしないといけないかのようで、日程上も丸2日が確保されており、さっそく説明会が開かれた。

  確かに、映像を見るとそそられるものがあり、それに釣られて、皆最低でも2~3のメニューを申し込んでいく(欧米人が好きそうなものばかりだ)。しかし、私はあまり無駄遣いをしたくなかったので、唯一惹かれたサンドバギーのみ申込み。こちらは明日の午後に行なわれるそうなので、そこだけ頑張るとしよう。

 そして嬉しいことに、ここでは真新しいSwakop Lodgeに泊まるが、なんとテントではなくベッドに寝られるとのこと(相部屋だけど)。ここまでテントで11連泊しており、少々疲れてきたところだったので嬉しい限り。しかも3泊もするので、ラスト・スパートに向けて良い骨休みになりそうだ。

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