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ナミビアの国旗

旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

61.水場に動物 (2005/5/2:晴時々曇

 初食事当番

 悪夢のパーティーから一夜明けたが、私は初めての食事当番に任命されていたので早起き(5時起き!)。アイスランド人の女性とともに準備を整えたが、あいにく皆寝不足で、あまり食欲がないようだ。そうこうするうちに出発の時間になったので、急いで片付けてトラックに乗り込んだ。

  車はトテン(Toteng)で右折したら、左手にカラハリ砂漠を見ながら北上していく(と言っても、雨季が終わったばかりなので潅木が多く、砂漠には見えない)。そして、ツォディロ・ヒルズ(Tsodilo Hills)への分岐を見送り、右手にオカバンゴ川が見えるようになると、まもなく国境に到着。あまりにあっさり着いて驚いたが、ここはすんなりと出入国手続きを済ませて、ナミビアに入った。

 ナミビアは、野生動物、海、渓谷、そして砂漠と、アフリカ屈指の大自然が楽しめる国として知られている。とりわけナミブ砂漠(Namib Desert)は有名で、自然好きの私としても、後半では最も楽しみにしていたところ。ツアーとはいえ、存分に楽しみたいと思っている次第である。

  トラックは、しばらく走ったところで道端に停まり、ここで昼食休憩になった。昼はサンドイッチなので、慣れない手つきで包丁を扱い、無難にクリア。一安心で食事を終えると、さらに西へと走って、トラックはルンドゥ(Rundu)の街に入っていった。

  今日はここに泊まるので、ATMで現金を引き出したら買い出しを行い、その後Ngandu Safari Lodgeのキャンプ場に入っていく。やや蚊が多いのは気になるものの、川向こうにはアンゴラの大地が広がっており、綺麗な芝生が整備されて快適だ。

  テントを設営したら夕食の準備に取りかかるが、今日は仮装パーティをやるとかで、変てこな衣装を着せられた(簡単に言えば女装に近い…)。いきなり気分が滅入ったが、それでもどうにか料理を手伝って、最初の当番を終えることができた。

 バオバブで寄り道

 そして翌2日、いよいよ「野生の王国」エトーシャ国立公園(Etosha National Park)に向かう。ここは野生動物の宝庫だが、ウォーターホール(Water Hole)と呼ばれる水場がいくつもあり、そこで動物たちが現れるのを待てば良いらしい。まさに動物観察には格好の場所で、個人的にもこれが最後のサファリとなるだけに、期待したいところだ。

 ルンドゥを抜けると、しばらく舗装路を走ったところで右折し、未舗装路に入っていく。ガイドブックには載っていない道だが、グルートフォンテン(Grootfontein)経由では遠回りなので、きっと近道を進んでいるのだろう。何度も道を曲がっていくので、もうドライバーを信用するしかないが、「バオバブの木」と書かれた標識が付いてくるので、妙に気になる…

  すると、トラックは途中の木陰に停まり、昼食を取ることになった。「バオバブの木」の標識は手前で曲がっていたので、どうやらそこを目指しているわけではないようだが、ここで他のメンバーが「せっかくだから寄ってみないか」と言い出した。確かに、これだけ標識があるということは、きっと大したものなのだろう。ツアーリーダーも同意したので、ここで思いがけない寄り道となった。

 標識に従って進み、駐車場に入ったら、ここから歩いて大木に向かう。まもなく、前方に大きな木が見えてきたので、それを目指して前進。そして、ついに現れたバオバブは確かに大きく、まるで数本の木が寄り添っているかのようだ。バオバブ自体は、これまで何度か見ていたものの、これだけ巨大なものは初めてであった。

Baobab
バオバブの大木

  こうして寄り道を終えたら、今度こそエトーシャに向かい、3時半を過ぎたところでボン・リンデキスト・ゲート(Von Lindequist Gate)に到達。ここで入園手続きを済ませたら、いよいよサファリ開始だ。

 動物が寄ってくる!

 トイレ休憩を挟んで走り出すと、さっそくスタインボック(Steenbok)がお出迎え。さらにクドゥも木陰で休んでいて、出だしからまずまずである。大型トラックでのサファリは何となく違和感があるが、良く見ると自家用車で訪れている人も多く、東アフリカのサファリとは異なる。道も良く整備されており、これなら不快にはならなそうだ。

Steenbok
スタインボック

Kudu
木陰のクドゥ

 やがて、車は見晴らしの良い場所に出て、ここからクライン・ナムトニ(Klein Namutoni)という水場に向かう。いきなりスプリングボック(Springbok)やゲムズボック(Gemsbok:オリックスの一種)などが多数見られるが、水場の横でじっと見守っていると、まもなくキリンの群れがやって来て、一斉に水を飲み出した。足を広げてかがむ姿が愛らしいが、他の小動物たちは遠慮気味だ。

Giraffes coming
キリンがやって来た

Giraffes drinking
かがんで水を飲む

  と、ここでキリンのカップルが怪しげな行動を取り出した。何やら愛を確かめ合っているようだが、人前でそんなことをしてはいけない! 結局、何も起こらず未遂に終わり、群れとともに移動していったが、ちょっと赤面ものであった。

Giraffes love
愛を確かめ合っているらしい

Elephants drinking
ゾウが仲良く水を飲む

  この後、続いてゾウが寄ってきて、仲良く水を飲み始めるが、もう日の入りが迫っていたので撤退し、最後にディクディク・ドライブ(Dikdik Drive)を走ってみる。道中では、先ほどのキリンやインパラ(顔に黒い筋があるので"Blackfaced Impala"と呼ばれる)、バーチェルシマウマ(Burchell's Zebra)などが見られ、なかなかのものだ。しかし、ここで時間切れ…急いで引き返し、Namutoni Rest Campに入っていった。

Giraffes watching
見つめるキリン

Blackfaced Impala
インパラ

Burchell's Zebra
バーチェルシマウマ

  このキャンプ場は至極立派で、整備の整ったロッジなども用意されている。さらにエトーシャの場合、各キャンプ場には水場があるので、夜でも動物観察が可能だ。そこでさっそく寄ってみるが、ここの水場には気配すらなく、動物たちが寄ってこない…結局何一つ現れなかったが、水場によって集まり具合が違うそうなので諦め、この日は早々に眠りについた。

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