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ボツワナの国旗

旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

57.ツアーの始まり (2005/4/25:晴時々曇

 出だしはのんびり

 今日からオーバーランド・トラックツアーが始まるが、初日は自由観光とのこと(てっきりどこかに連れていかれると思っていたので、既に観光を済ませてしまった…)。他の人たちは様々なアクティビティに興じているようだが、個人的にはもうやることはないので、とりあえず指定のShoestrings Lodgeに移動したら、特に何をするでもなく、のんびりと過ごした。

 ただ、今夜は満月なので、きっとビクトリアの滝を訪れるに違いない(満月とその前後1日のみ、夜も滝の近辺が開放され、月光に照らされる滝を眺めることができる)…と思っていたが、夜は皆で普通に食事を取るのみで、何もしないようだ。てっきり満月に合わせてツアーを組んでいると思っていたので、この展開にはガッカリせざるを得なかった。

 そして翌25日、いよいよ出発…のはずだが、この日も昼過ぎまで自由行動で、まだ遊び足りない人たちが続々と出かけていく。出だしはかなりのんびりしたものだが、団体行動である以上止むを得ない…ここも無為に過ごし、午後2時過ぎになってようやく出発した。

  車内は思いのほか快適で、冷房が備え付けられているほか、本なども用意されており、移動中の暇をつぶす手はずは整っている。座席にも余裕があるので、これなら移動の苦痛に悩まされることもなさそうである。

  そうこうするうちに国境に到達したら、出入国手続きを済ませ、すんなりとボツワナに入国した(団体なので、特に怪しまれることもないようだ)。そして、カズングラ(Kazungula)を過ぎてカサネ(Kasane)に入ると、ここで街中に繰り出し、現地通貨の調達と買い出しを行うことになった。

 悔やまれる展開

 ボツワナは指折りのダイヤモンド輸出国だけあって、パッと見た印象でも、品物が非常に豊富だし、人々の身なりも小奇麗で、これまでの国より豊かであるとわかる(ジンバブエの後だとなおさら)。教育と医療に至ってはタダ同然で行なわれているというが、それなのに、成人の約4割がHIVに感染しているというのは驚きだ(ちなみに、ジンバブエや南アフリカの感染率も高い)。

 ともあれ、ツアー・リーダーが中心になって買い出しを行い、準備が整ったら、Chobe Safari Lodgeに移動。ここのキャンプサイトに入り、さっそくテントを組み立てた(通常は2人で1つのテントを使用するようだが、今回は若干余っているので、私は単独で利用できることに)。

  すると、まもなく夕焼けを迎え、赤い太陽が地平線に沈み始めた。これは見逃すまいと、ほとんどの人は川沿いに向かい、チョベ川(Chobe River)に沈む夕陽を堪能する。ちょうどボートサファリが戻ってくるところで、なかなか絵になる光景だ。明日は実際にサファリも行なうのことで、なんだかワクワクしてきた。

Sunset at Chobe River
チョベ川に沈む夕陽

 そして、ここから食事の当番制も始まったが、今日は担当ではないので、とりあえず成り行きを見守る。基本的に作るものは決まっているようで、ツアー・リーダーの指示に従って料理。出来上がった食事は意外に美味しく、これならこの先も心配なさそうである。

  ただ、別に油断したわけではなかったが、食事前後のんびりしている間に、くるぶし付近を数箇所、蚊に刺されてしまった。ちゃんと長ズボンと靴下を履いていたのに…ここ最近は蚊に刺されておらず、ここが事実上最後の要注意地点だっただけに、悔やまれて仕方がない。このせいで、今後もしばらくマラリア予防薬を服用しないといけなくなった。

 消えた動物たち

 さて、ここチョベ国立公園(Chobe National Park)は、ボツワナ北東部の広大な公園で、特にアフリカゾウが7万頭も生息することで知られている。既に東アフリカで多数目撃しているとはいえ、100頭もの大群に出くわすこともあるそうなので、楽しみなところだ。

 ツアーは午前と午後の2回用意されているが、朝の部(ゲームサファリ)は6時に出立だというので、夕食を取ったら皆早めに寝て、5時半に起床。まだ暗い中をロビーに急ぎ、どうにか間に合った(他の客は待っていたが…)。

 そして、他のツアー客ともどもジープで出発。しばらくでゲートに達し、公園内に入っていくが、空はまだ明るみ始めたところだ。奇妙な木々と月のコントラストが何とも言えないが、この辺りの木はゾウに食われてしまうため、あまり生長できないらしい。

Chobe woods
夜明け前のチョベ

  やがて日の出を迎えると、ようやく周囲の様子が露わになってきた。我々の車は、とりあえず川沿いに走り出すが、まもなくカバの群れが登場。親子で警戒していたり、3頭で喧嘩していたりと、朝から活発な様子だ。

Hippo family
カバの親子

Hippo fighting
戦闘中のカバ

  ところが、川沿いを離れていくと、他の動物は見当たらず、途中でインパラとホロホロチョウを見かけただけであった。ここは野生動物の宝庫で、特にゾウには確実に会えるはずなのに、どこに消えてしまったのだろう…

Impala and Helmeted Guinefowl
インパラとホロホロチョウ

  結局、1時間あまり走っても成果はなく、ここで一斉に小休止となった。他の車に聞いても、ろくに動物は見られなかったらしい。これだけ走って見られないというのは、今までになかっただけに、徐々に焦りを感じてしまった。

Rest point at Chobe
休憩場所にて

  しかし、後半戦に入っても一向に見当たらず、インパラとバブーンを目撃したほかは、最後にゾウを1頭見かけただけであった。何ということ…これで朝の部は終了だが、これだけ収穫のないサファリは初めてだ。

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