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旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

51.トレッキング終了 (2005/4/17:晴

 絶景のち急下降

 チマニマニ・トレッキングも最終日になったが、この日は11時にベースキャンプ集合なので、日の出とともに出発し、西に向けて歩いていく。そして、緩やかに登ると峠に達して、眼下にハダンゲ川(Hadange River)の渓谷が広がった。ここは想像以上に素晴らしい眺めで、思わず足を止めてしまう。まだ日陰に甘んじていたので、陽が昇るまで待って、この絶景を十二分に堪能した。

Hadange Valley
ハダンゲ渓谷

 ここからは、渓谷に向かって下っていくが、これが思ったより急な道だ。道の造りも頼りないので、足を踏み外したら転落しかねない。慎重かつ大胆に進むが、結構怖い…その後、いったん緩やかになったと思ったら、今度は林の中の急下降になった。相変わらず草が茂って苦戦するが、ここまで来たらもう、下るより他になかった。

 やっとの思いで川原に下り立つと、ようやく緩めの道になったが、その後もアップダウンをこなしながらの下りとなる。岩壁を通り抜けると、徐々に前方の視界が開けてくるが、目指すゴールはもう少し先。そのまま粛々と下っていった。

  11時に集合ということは、迎えの車が10時半過ぎにやってくるはずなので、その車に乗せてもらえるよう、やや急ぎ気味に歩いていく。やがて下りきると未舗装路に出たので、そこからは車道に沿って歩き、予定より早く自動車道に到達。これにてトレッキングは終了となった。

View of Hadange
山並みを振り返り見る

 そっち系?

 車道で車を待っていると、昨日から3連休に入っているせいか、白人の観光客が時折通過していく。そして、30分ほど待って目的の車が現れたので、ヒッチハイクを試みると、首尾よく成功。無事ベースキャンプに戻って、下山手続きを済ますことができた。

 例の黒人グループは既に待っていたので、すぐさま帰途についた。途中、果樹園で果物を取っていく(勝手にこんなことをして良いのか、はなはだ疑問)ので道草を食ったが、昼前にはチマニマニ村に帰着した。

  そのまま元の宿に出向くと、何やらパーティーが行なわれていて賑やかだ。黒人の人ばかりで、どうしたものかと困っていると、まもなくオーナー(白人)が登場。今夜は部屋が一杯なので、自分の部屋に泊まって良いという。あまりに親切な振る舞いだが、まさかそっちの気はないだろうな…

  少々警戒しつつも、他に安宿はないので、ここは世話になって2階の部屋を空けてもらう。とりあえずシャワーを浴びるが、その後はコーヒーを飲まないかとか、食事を食べるかなどと聞いてきた。きっと親切で言っているのだろうが、万一睡眠薬とか入っていたら嫌なので、ちょうど済ませたばかりだなどと言って断り、最低限の接触で留めるようにした。

 しかし、これは考えすぎであったようで、それからは別段問題なく、まして襲われるようなこともなく、無難に過ぎていった。そして、夕食は街中に出て、ホテルでちょっとリッチな食事を取り(と言っても数百円だが)、トレッキング終了を祝ったのであった。

 バスを乗り継いで

 これでもうチマニマニに未練はないので、翌18日は早朝のバスで出立し、下界に降りていく。バスは超満員で、ひどい混み様であったが、これもまた耐えるしかない。座れるだけマシと思ってやり過ごした。

 3時間ほどかけてウェンゲジ(Wengezi)の分岐に着いたら、ここでマシンゴ(Masvingo)行に乗り換える。あいにく、1台目、2台目と満員で乗れなかったが、30分ほど待って現れたバスには空きがあったので乗車。これで一安心だ。

 ムタレからマシンゴまでが3時間ほどのようなので、きっと2時間ぐらいで行けるだろうと踏んでいたが、バスはチンタラ走るばかりで、なかなかたどり着かない。しかも、途中で運転手が昼食休憩を取るものだから、すっかり遅くなってしまった。車窓には、ジンバブエらしい奇岩が見られるが、だいぶ陽も傾きかけてきた印象だ。今日はこの後グレート・ジンバブエ遺跡(Great Zimbabwe Ruins)に行きたいのだが、だんだん心配になってきた。

  結局、マシンゴに着いたのは3時過ぎで、予定の倍以上の時間がかかってしまった。慌ててミニバスを探すと、さっそく客引きがやって来て、もう遺跡に向かうバスはないからタクシーを使え、と言ってくる。しかし、モーガンスター(Morgenster)行に乗れば近くまで行けるので、そちらに乗車して向かった。

  そして、バスは満員になったところで出発し、遺跡への分岐で下車。ここからまだ2kmほどあるので、急ぎ足で歩いていくと、しばらくして物売りが声をかけてきた。てっきり売込みだと思って邪険に扱っていると、遺跡への道を通り過ぎているという。にわかには信じがたかったが、そのまま進んでも埒が明かないので撤退し、指示に従ってホテル方面に入っていった。

  ホテルを抜けると、やがて前方に遺跡が見えてきて、ちょうど夕陽に照らされているのが見えるが、こうなってしまうと万事休す。入口にはもう人もおらず、今から入場するのは不可能だ。その代わり、ここにはGreat Zimbabwe Campgroundがあるはずなので、近くにいた人に連れて行ってもらい、どうにかドミトリーを確保。誰もいなくて不気味だったが、これで明朝の観光が可能になった。

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