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マラウィの国旗

旅行記:南部アフリカ(世界自然旅)

43.マラウィ大移動 (2005/4/2-5:曇時々晴

 耐える移動

 4月に入ったところで、今日も好天に恵まれた。ここ数日は晴天が続いており、地元の人は「もう雨季は終わった」と言っているが、もしそうなら、個人的には嬉しい限り。ただ、昨日でもう、やるべきことはやったので、今さらどうこうしようという気にはならなかった(国立公園内に入っても良かったが、今さら感が強い)。

  そこで、昨日一緒だった日本人を見送ったら、たまっていた洗濯物を片付けるとともに、隣りのチェンベ村(Chembe Village)を散策してみる。ここは漁村的な雰囲気が漂い、のんびり過ごすには最適だ。このところ忙しく移動してきたので、久々にゆっくり過ごすことができた。

 しかし、午後になると欧米のバックパッカーが大挙して現れ、ドミトリーも急に賑やかになってしまった。しかも、明日にはさらに数名やって来るらしい。これではのんびりできないので、明朝の出発を決意。美しい夕焼けを胸に刻んで、マラウィ湖との別れを惜しんだ。

Cape Maclear
ケープ・マクレア

Thumbi sunset
スンビ島に沈む夕陽

 そして翌朝、6時過ぎのピックアップに乗ってモンキー・ベイに向かう。小型トラックの荷台に乗っていくが、これが来る者を拒まず乗せていくものだから、たちまち30名あまりが乗り込んで、身動き取れない状態になってしまった。皆苦しそうだが、これしか手段がないので、我慢するしかない。私も手や足が痺れて辛かったが、ひたすら耐えた。

  こうして40分ほど耐え忍ぶと、ようやく未舗装路を脱して、快適な舗装路に入った。すると、タイミング良く逆方向のピックアップが来たので、慌しく乗り換え。今度は荷台の先頭に立って進むが、これがまた猛スピードで疾走するので、風が半端でない。サングラスをかけているとはいえ、幾度となく何か(虫?)がぶつかってきて、その度に顔が痛い。皮膚も裂けそうな風だが、ここも耐えるより他になかった。

 日本人集結

 ともあれ、これを1時間あまり耐え、マンゴチ(Mangochi)に到着すると、再びタイミング良くリンベ(Limbe)行のミニバスが現れた。これは願ってもない展開で、しかもまだ客が乗っていないのだ。移動の苦痛に耐えかねていたので、さっそく助手席に乗せてもらって一息つくことができた。

 街中に入ると、続々と客が乗り込み、超満員になったところで出発する。例によって20人以上乗っている(助手席は2人だが、それでも後ろよりマシ)ので、大変混み合っているが、これはいつものこと。バスはリウォンデ(Liwonde)を経由して南下を続け、昼過ぎにはゾンバ(Zomba)に到着。このままブランタイヤ(Blantyre)まで行っても良かったが、土曜日に着いてもモザンビーク・ビザの申請はできないので、今日はここに泊まり、あわよくばゾンバ高原(Zomba Plateau)に近づこうという魂胆である。

 ターミナル近くのNdindeya Motelに部屋を確保し、街中を散策すると、さっそくゾンバ高原に行かないかと声をかけられた。しかし、この日は曇りがちで、高原は雲に隠れた状態だったので断念。明日天気が良ければ行くと約束して、この日は大人しく過ごした。

  ところが、翌日はさらに天気が悪く、高原は完全に雲に覆われていた。これでは行っても無駄なので、そのままリンベ行のミニバスに乗り込み、リンベからはブランタイヤ行に乗り換えて、昼前にはDoogles Lodgeに入ることができた。

  ブランタイヤはマラウィ第2の都市で、交通の要衝でもあるので、この宿はバックパッカーの常宿になっている(蚊帳がないのには困ったが…)。この日も、午後になると人が増えてきて、日本人旅行者も2名登場。そして夕方には、ンカタ・ベイまで一緒だった学生も現れ、日本人旅行者が4人も集結したのであった。

 ビザで不覚!

 ブランタイヤに来た目的は、ここでモザンビークのビザを取得し、そのまま南下することにあった。そこで翌日、もう1人の日本人とともにリンベの領事館に赴くが、いきなり場所がわからず苦戦…現地の人に聞きまわったところ、どうやら郊外にあるようなので、ミニバスで指定された場所に行く。すると、領事館を無事発見することができた。

  やれやれ、これで一安心と思って書類をもらうと、トランジット・ビザは即日取得だが、通常のビザについては書かれていない。不審に思って尋ねると、なんと4日もかかると言う。てっきり即日だと思っていたのに、不覚…

 これには参ったので、ひとまず撤退。念のため宿の人に訪ねても、やはり4日はかかるとのこと。モザンビークでは4~5日滞在する予定だから、その分まるまる損する計算だ。一か八か、国境でビザを申請する手もあるが、聞く限りは難しい模様…かと言って、ジンバブエでは選挙があったばかりで、首都・ハラレ(Harare)では暴動も起こっているらしい(なぜか、投票数の倍の得票数が計上された)から、トランジット・ビザを使って、ジンバブエに抜けるというのも避けたいところ。もう八方塞だ。

 しかし、ここでもう1人の日本人が現れ、彼は首都・リロングウェ(Lilongwe)でビザを即日取得したという。そうか、ならば今日中にリロングウェに向かい、明日申請すれば良いではないか! これが最も早い手段なので、急遽リロングウェ行のミニバスに乗り込み、5時間かけて北上。どうにか日没前にターミナルに到着し、Crystal Lodgeに部屋を確保した(この辺りは治安が良くなく、特に夜は出歩けない)。

  そして翌朝(5日)、モザンビーク大使館に出向き、ビザを申請。今度は滞りなく手続きが進み、昼過ぎにビザを取得することができた。と、ここでもう1人はモザンビーク行を諦めたそうで、この街でもう1泊していくという。よくわからないまま別れたら、私は急ぎバスターミナルに引き返し、一路ブランタイヤへ。人が集まらず、結局3時過ぎの出発となったが、夜になって無事元の宿に戻ったのであった。

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