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ニュージーランドの国旗

旅行記:ニュージーランド(世界自然旅)

38.ペンギンさん今晩は (2003/3/4:曇時々晴後雨

 街並み拝見

 この日は、午後からペンギンなどを見に行くツアーがあったが、午前中はフリーだったので、それまではダニーデンの街並み散策と相成った。

  まずはファースト教会(First Church)を横目に見ながら北へ進み、ダニーデン鉄道駅(Dunedin Railway Station)に寄ってみる。この駅自体は、今シーズンから旅客列車が廃止されたため一般には使われていないようだが、街のシンボルとして多くの人が散策に訪れていた(たしかに美しい建築物だと思う)。

  続いては中心部に移動し、セントポール教会(St Paul's Cathedral)や市議会議事堂(Municipal Chambers)などを見る。両者は隣接しており、こちらも街のシンボルと言えるだろう。後者の1階にはビジターセンターがあるので、ここに立ち寄って情報収集やネットサーフィンなども行った。

Dunedin Railway Station
ダニーデン鉄道駅

Central Dunedin
セントポール教会 (左) と市議会議事堂 (右)

 そうこうするうちに昼時となり、街は一層華やかな雰囲気になった。昨日の夜とは大違いだ。特にこの街にはオタゴ大学(Otago University)がすぐ近くにあるため、多国籍の外国人が多いようである。もう時間の余裕もだいぶなくなったので、食事を済ませ、スーパーで買い物をしたら宿へと引き返した。

 遠い…

 今回のツアーはBack To Nature Tourに参加する。2時45分に迎えが来て、他の7人の参加者とともにオタゴ半島(Otago Peninsula)へ。しばらく走るとダニーデン市街が綺麗に見渡せるが、やがて道は狭くなり、いったんホッパーズ入江(Hoopers Inlet)に立ち寄って鳥類の観察を行う。そしてパパヌイ入江(Papanui Inlet)を経由して半島の先端を目指した。

 半島の先端にはロイヤルアルバトロス・コロニー(Royal Albatross Colony)があるが、そのすぐ手前で下降し、まずはブルーペンギン(Blue Penguin)とオットセイの観察を行う。ガイドが小さな巣を覗き込んで、ブルーペンギンを見せてくれるが、わずか1m足らずの距離で見られて感激だ。

  しばしその姿を見ていると、ツアーはオットセイへと移動していた。私は遅れて参加するが、もう見慣れているのでさしたる感動もない。しかし、1頭が何やらポーズを取っているので、写真だけ撮ってあげることにした。

Blue Penguin
ブルーペンギン

Seal at Dunedin
ポーズを取るオットセイ

  続いてアルバトロスを鑑賞するが、コロニーには(別途事前に予約をしていないと)入れないので、柵の外から飛んでいる姿を窺う。何度も飛び回る姿は見られるが、なにぶん距離が遠いので、鑑賞とは言い難い。アルバトロスはカイコウラで見たから良いと思っていたが、やはり予約しておけば良かったと、ちょっと後悔した。

Albatross
滑空するアルバトロス

  そして、いよいよ目玉であるキガシラペンギンの鑑賞に移る。私はてっきりペンギン・プレース(Penguin Place)で見るのかと思っていたが、このツアーではそこには行かず、サンドフライ・ベイ(Sandfly Bay)という一般の人も行ける場所で見るという。どの程度見られるのか、期待と不安が交錯してきた。

  駐車場からサンドフライ・ベイの砂浜を40分ほど歩くと観察小屋があり、そこに入ってペンギンの上陸を待つ。いないなぁ…と思ってみていると、小屋に入ってきた1人が、既に丘にいると言い出した。そこで慌てて見ると、確かに子供が2羽、上の方にいた。しかし双眼鏡で見るのがやっとで、かなり距離がある。

  やがて暗くなってくると、ペンギンが次第に上陸してきたが、小屋からはかなり距離があるので、撮影は極めて難しい。それでも双眼鏡で覗いていると、ペンギンは結構コミカルな動きをするので面白い。なかなか動かないことも多く、一瞬作り物ではないかと疑ってしまうほどだ。

Yellow-Eyed Penguin
キガシラペンギン

 結局1時間ほど待って8羽を観察することができたが、それが精一杯で、ペンギンとの距離を縮めるには至らなかった。そこで諦めて小屋を離れるとまもなく、小屋に近い浜を上陸するペンギンが現れた。もう浜に下りてきたところだったので、もう少し早ければ…というところだが、ともかく最後の1羽の動向を見守って、砂浜を戻っていった(坂があって、実は結構大変だ)。

 こうしてツアーから帰ってくると、もう夜の9時過ぎになっていた。たまたま会った同宿の日本人女性も同様のツアーに参加したそうだが、彼女の場合はアルバトロス・コロニーにも行け、ペンギン・プレイスでは間近にペンギンを見られたという。少人数ということでこのツアー会社を選択したものの、今回は失敗だったという気がしてならなかった。

 3度目のNZ

 最後はやや消化不良の感があったが、ともかく、こうして2ヵ月弱(53日)に及ぶNZ旅行は幕を閉じ、翌朝のバスでクライストチャーチに出て、次なる国、オーストラリアへと飛び立った。

 NZは今回で3回目であったが、基本的に好天に恵まれたということもあって、かなり満足度の高い旅になったと言えるだろう。「地球の箱庭」と呼ばれる自然は、迫力こそ他の国に劣るかもしれないが、その奥深さは、行けば行くほど味わえるというものだ。

  これで大雑把には主要なポイントは周ったし、主なトレッキング・コースも歩いたつもりだが、まだまだ行っていないところ、歩いていないコースもたくさんある。それらの全てに行こうとは思わないが、機会があればまた再訪して、良い場所には立ち寄りたいものである。

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