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旅行記:ニュージーランド(世界自然旅)

35.ミルフォード観光 (2003/2/28:晴後曇

 霧宿り

 昨日でホリフォード・トラックは(一部省略しつつ)歩き終えたので、今日はミルフォード・サウンドまでセスナで飛んでクルーズを楽しんだ後、バスでテ・アナウに戻って解散となる(さらに1日周辺を歩くコースを選ぶことも可能)。ところが、昨夜現れた霧が朝になっても続いており、辺り一面低い雲に覆われていた。時折空が覗くと快晴なのだが、低い雲ではセスナやヘリコプターが危なくて飛べない…本来なら9時半にも飛び立つはずだったが、しばらく天候の回復を待つこととなった。

 雲はすぐに晴れるかと思いきや、なかなか晴れてはくれない。ミルフォードの方でも同様らしく、適宜連絡を取るが、やはりまだ飛べないという。やむなくロッジのダイニングで無為に過ごしていると、11時になってようやく飛べる見込みがついたとの連絡があった。まずヘリコプターがやってきて、4人が搭乗。さらに1時間近くが経過したところでセスナが到着し、私を含めた5人が乗って、マーティンズ・ベイを後にした(残りの4人とガイド2人は、既に別のツアーに出ていた)。

 セスナはいったんホリフォード川方面を南下し、ペンブローク山方面に進んでいく。タスマン海には一面低い雲がかかっており、これからの天候の悪化を予兆するかのようだ。するとまもなくミルフォード・サウンド上空を飛ぶようになり、15分ほどでセスナ飛行は終了。再びサンドフライの大歓迎を受けつつ、バスでクルーズ出航地に向かった。

Milford Sound flight
ミルフォード・サウンド上空より

  そして、クルーズは1時にスタート。さすがに満員ではなかったが、それでも結構な数の観光客が乗船している。この日は(珍しく)マイター・ピークが見えており、他の人たちはデッキに上がっていったが、私はもうこのクルーズは3回目なので、下の席でのんびりと構えることにした。その後次第に雲が広がり始めたが、クルーズは主要なポイントに立ち寄りながら進み、1時間半あまりで無事終了した。

Milford Sound cruise
ミルフォード・サウンドのクルーズ

Cloudy Mitre Peak
マイター・ピーク

The Chasm
キャズム

 屈指の観光ルート

 下船後、再びマイクロバスに乗車し、今度はミルフォード・ロードを走っていく。ここはNZを代表する観光道路であり、バスも主要スポットに立ち寄りながらの走行となった。

  まずは奇岩風景の見られるキャズム(The Chasm)に立ち寄るが…これは正直言って大したことはない。続いて道はつづら折の登りとなり、勇壮な景色が広がり始める。ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)手前でいったん停車して辺りを見物するが、この辺りはフィヨルドランドらしい切れ落ちたU字谷が見られ、素晴らしいところだ。

  トンネルを抜けると、今度は左手にスノー・ブリッジが現れ、美しい景観を見せてくれる。さすがにNZを代表する観光ルートだけあって、特にトンネルの前後の景色は見応えがある。天候もどうにか持ってくれたので、十分に「観光」を満喫することができた。

 バスは再び走り出し、ゲートルード渓谷(Gertrude Valley)を横に見て緩やかに下っていく(もう2月末だというのに、まだ結構雪が残っているようだ)。この辺りはホリフォード川の上流、この先を河口まで歩いてきたのかと思うと、何だか不思議な気分である。やがてディバイドを越えてひたすら南下すると、1時間あまりでテ・アナウに到着。私はYHAに泊まるので、ここで皆さんとはお別れとなった。

View from near Homer Tunnel
ホーマー・トンネル手前より

Snow Bridge
スノー・ブリッジ

Monkey Creek
モンキー・クリーク方面を望む

 またの機会に?

 こうして、ホリフォード・トラック・ツアーは大満足のうちに終了となった。昨日まででもう9日連続歩いているので、さすがに疲れは隠し切れなかったが、これだけ天候に恵まれれば言うことなしだ。2年2ヵ月ぶりのフィヨルドランドも、十分に満足のいくものであった。

 さて、本当ならまだ残り2日ほどあるので、その間にゲートルード峠に行ければと思っていた。が、予報によれば明日から天気が崩れるらしく(既に7日連続晴れなのでやむを得ない)、無理して行って印象を悪くするのは忍びない。ケプラーとホリフォードが予想以上に良かっただけに、良い思い出のまま立ち去るのが賢明だろう。

  しかも、旅行記もかなり書き溜めてしまっていた。おまけにゲートルードには雪が残っているようで、危険は回避した方が良さそうだ。

  そこで、ここは余程のことがない限り、またの機会にしようと決めたのであった。

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