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旅行記:ニュージーランド(世界自然旅)

32.変則完歩 (2003/2/25:晴

 残りの森歩き

 昨日で無理やりケプラー・トラックの核心部を歩き通したが、おかげでアイリスバーンの森歩きは大幅に省略してしまった。コースを完歩することにはそれほど意味はなかったが、せっかくだから歩いておきたいと思い、この日は残りの森歩きを可能な限り行うことにした。

 まずは9時半発のバスでレインボー・リーチ(Rainbow Reach)に向かい、吊り橋を渡って歩き始める。緑色をしたワイアウ川(Waiau River)がとても綺麗だ(ちなみに、この辺りは「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地だったらしい)。さっそく昨朝まで一緒だった人たちと何度もすれ違うが、向こうは私のことに気づいていないらしい。

  しばらくはコケの美しい森歩きが続くが、時間の余裕がないので、早歩きでガンガン飛ばしていく。バルーン・ループ(Balloon Loop)を横目に見ながらなおも進み、40分弱でウェットランド(Wetland)に到着。思ったほど大した見所ではなかったので、先を急ぐことにする。

Wetland
ウェットランド

  予定ではモツラウ・ハット(Moturau Hut)に1時間程で到着するつもりだったが、なかなか着かず、焦りを禁じえない。結局10分オーバーで小屋にたどり着くが、ここからのマナポウリ湖の景色は噂通り素晴らしかった。この日は雲一つない快晴だったせいもあるが、思っていた以上に優れた景観だ。すぐに時間が気になったが、楽しまなければ意味がないと思ったら急に楽になり、しばらくこの景色を満喫させてもらった。

Lake Manapouri
マナポウリ湖

Kepler Mountains from Lake Manapouri
マナポウリ湖よりケプラー山脈

  小屋を後にし、しばらく湖岸沿いの森の中を歩いていくと、やがてアイリスバーン沿いに進路を変えて、上流に向けて歩くようになる。時々草原帯に出ることもあるが、基本的には森歩きが続く。

  それにしても、今日は良い天気だ。時々周りを見渡しても、本当に雲一つない。これならゲートルード峠に行けば良かったかと、少々後悔しながら進んでいった。

  1時間も歩くと急登が現れ出し、ここまでかなり飛ばしていただけに結構辛い…ここを越えて急坂を下っていくと、ようやくロッキー・ポイント(Rocky Point)に着いた。ここまで1時間半かかってしまい、いよいよ時間の余裕がない。ここは休まず先を急ぐ。

Forest at Kepler Track
途中の樹林帯

Beech at Kepler Track
ブナの巨木群

 折り返し

 今日残された時間は7時間、片道で最大3時間半だが、既に3時間近くが経過していた。あと30分程度で2日前歩いたところにたどり着くはずだが、かなり微妙だ。もうそろそろだと思いながら、淡々と森の中を歩いていく。

  やがて時間が迫り、そろそろ折り返さないとまずいな…と思っていたら、ついに見たことのある景色に出くわした。ここだ! これでどうにか歩き通すことができたようなので、力水だけ得たらすぐに引き返していった。

 帰りは下りだから大丈夫だと思っていたが、ここで疲れが表面化して、思うように足が運べなくなってしまった。そのため、ロッキー・ポイントまでは数分の遅れでカバーできたが、モツラウ・ハットに着く頃には往路より10分以上遅れてしまう…バスの出発時間まで残り1時間15分ほどしかないので、湖の景色を楽しむ余裕は全くない。とにかく先を急いで、ひたすら早く歩いていく。

 美しい森の中をアクセク歩き、ウェットランドに着いた時には残り45分。これでようやく、往路より若干の余裕が見えてきた。しかしもう足が痛くなっていたので、油断せずそのまま早歩きを続ける。

  森歩きでは距離感がつかめないので、時間が経つにつれてだんだん焦りが出てくるが、10分前になったところで、ようやく吊り橋が見えてきた。これで一安心、後は無難に橋を渡ってバスが来るのを待つ。するとまもなくバスが到着し、定刻より5分近く早めに出発。どうにか間に合って良かったが、かなり危ないところであった。

 次なる顔合わせ

  こうして5時半前にテ・アナウに戻り、その後コロミコ・トレックに出向いて、ホリフォード・トラック・ツアーの説明を受ける。今回ホリフォード・トラックも歩いてみたいと思っていたが、このコースはフィヨルドランドの僻地、マーチンズ・ベイ(Martins Bay)が終着となるため、個人でいく場合はヘリコプターや水上タクシーなどを自力で手配しなければならない。それを準備する時間も手間もなかったので、かなり高価ではあったが、今回はガイド付ツアーで楽をしたわけである。

  説明を聞き終えたら、今回初のホテル、Luxmore Hotelにチェックイン(ツアーでセットになっている)し、その後ホテル内でガイダンスが行われた。参加者は私を含めて13人+ガイド2名で、私以外は皆2人組だ。簡単な顔合わせの後、コース説明が行われ、ガイダンス自体は30分あまりで終了(事前に日本語で説明を受けていたせいもあって、特に問題はなかった)。そして、翌朝はかなり早いので洗濯だけ済ませて、早めの就寝となった。

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