検索 Google
五輪館
Back|Next
旅巧館旅行記オセアニア>ニュージーランド
ニュージーランドの国旗

旅行記:ニュージーランド(世界自然旅)

7.風邪にも負けず (2003/1/19:晴時々曇

 バスの移動

 これまで6日間、過激なまでに動き回っていたので、この辺りで休息でも入れようかと考えていた。日曜日だし、たまにはのんびりするのも良いだろうと…だが、朝起きてみると快晴で、動かないともったいない、という貧乏性が発揮されてしまう。バスに空きがないかも、とも思ったが、意外にもあっさりと当日予約ができたので、ロトルアを後に、一路ワイトモ(Waitomo)に向かった。

 ロトルアからワイトモへのバスは1日1便、朝9時に出発する。バスは結構空いていて、これから有名な観光地に行くとは思えないほどだ。快晴の中、バスは快調に走っていくが、レンタカーから思えば移動は楽である。ドライバーに任せて、眠ければ寝れば良いのだから。こうして転寝を繰り返しながら、バスは途中カラピロ湖(Lake Karapiro)で休憩を挟み、3時間半ほどでワイトモに到着した。

 まずはビジターセンターで、出来てまもない宿Kiwi paka YHAと翌日のバスを確保した後、アクティビティに参加することにした。午後に参加できるものとして3つ紹介されたが、そのうち最もハードなものを選んで、時間までしばし寛いだ。

  ツアーは2時半のスタートだった。ワイトモといえば何と言ってもツチボタル(Glowworm)であるが、ツチボタル自体は2年前、テ・アナウで存分に見ているので、今回は+αを楽しむために"Black Water Rafting"と呼ばれるツアーに参加した。

  これはウェットスーツを着込み、タイヤチューブに乗って洞窟内を進んでいくもので、今回はさらにザイルを使ったクライミングなども含まれる、5時間にも及ぶコースだ。実は入国翌朝に風邪をひいて以来、体調がいまいち芳しくなかったが、ここまで来てもったいないので決行することにした。

Practice for Black Water Rafting
ザイルの練習

Going to the cave
いざ洞窟へ (以後撮影不可)

 洞窟探検

 ツアーは、まずウェットスーツなどの装備を着込み、車でルアクリ洞窟(Ruakuri Cave)まで移動し、ここでザイルの使い方を練習する。そして、36mある竪穴を1人ずつザイルで下っていくが、これがなかなか面白い。入口が狭いので、最初は少々苦労するが、あとは楽しんで下れるようになる(ザイルは意外と落ちないものだ)。

  下まで降りると、今度はしばらく洞窟内を歩くが、鍾乳石などが普通にあって興味深い。するとまもなく、滑車を使ってターザンのように降りるところが出現。ここも1人1人真っ暗にして降りていくのだが、このスピード感とともに、暗闇に光るツチボタルが幻想的である。

 さて、ここからいよいよチューブの登場だ。3mほどの高さから滝壺にダイブ! お尻から着水すればチューブに乗ったままで成功となるが、私は足から落ちてしまい、一瞬溺れたようにもがく羽目になった(水が入ってちょっと寒い)。

  それからは、洞窟内の緩やかな流れに沿って、チューブに乗って漂っていく。上を見上げれば、ツチボタルの光が眩く煌いている。何とも神秘的な一時…と突然、ガイドが私のチューブを横から外した。後ろの人も同様になり、怒ってガイドを水に沈めたりしてハチャメチャだ(もちろん本気ではない)。

  こうして真上から水が落ち込むポイントまで行くと、元来た道を引き返す。今度は総勢10名ほどが列をなして、ランプを消してツチボタル観賞となった。その美しさに、どこからともなくクリスマスの歌が奏でられていた。

 そして元の場所(?)でチューブを戻すと、今度は洞窟の水流に沿って登り始める。するとガイドが私を指名し、狭い場所を最初に通るよう指示した。体格的に明らかに見劣りしていたためだろうが、ここは難なくクリア。他の人も続いて付いてくる。

  それからは這うようにして狭い洞窟内を進み、探検気分で徐々に高度を上げていく。やがて光が見えたと思ったら、もうそこは地上。ツアーも終わりだ。皆安堵感と満足感で一杯であった。

After Black Water Rafting
ツアーを終えて

 神秘の光再び

 ツアー終了後は、軽食の後、夜にワイトモ遊歩道(Waitomo Walkway)を歩いてみることにした。なんでもツチボタルを間近で見られると聞いたからだ。

  そこで9時過ぎ、暗くなる前を見計らって出陣するが、ビレッジからの入口が良くわからないので、ワイトモ洞窟(Waitomo Cave)の先から合流してみる。西のアラヌイ洞窟(Aranui Cave)方面に向けて歩くが、ただ川沿いに進んでいくものの、何も目新しいものがない。そして30分ほど進むと、正面に何か動くものが…牛だ! しかも3頭も!! 牧場内を歩いているせいだが、闇夜に牛3頭と格闘など、闘牛士でもないので御免。やむなく引き返すことにした。

 仕方ないので、今度は逆側の道を辿ってみる。ワイトモ洞窟から歩くと、まもなく森の中に入るが、それとともに不意にツチボタルの光が現れ出した。それほど大規模ではないものの、近くで見られるだけに綺麗だ(これは、写真では伝わりにくい)。ここは心ゆくまで鑑賞させていただき、結局10時半頃帰宿したが、やはりワイトモに1泊して正解であった。

Glowworm at Waitomo
ツチボタルの光

 そして翌日、曇天の中シャトルバスでオトロハンガ(Otorohanga)に出て、ここからバスでニュー・プリマス(New Plymouth)に向かった。

Page Top
Copyright © gorinkan.org All Rights Reserved.