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エジプトの国旗

旅行記:エジプト(世界自然旅)

5.サハラの端 (2005/1/31:晴時々曇

 砂漠を疾走

 カイロ観光を済ませたところで、いよいよツアーは動き出す。まず目指すは西方砂漠(Western Desert)。ここは世界最大の砂漠、サハラ砂漠(Sahara Desert)の東端にあたり、幻想的な造形美が見られるとのこと。エジプト観光では見落とされがちだが、個人的には最も楽しみにしていたところだ。

 朝食を済ませたら手早くマイクロバスに乗り込み、8時過ぎには出発。さっそく街中を抜けて…と思ったら、まずは買い出し。ガソリン・スタンドに寄って食料を調達する。そしていざ出発! ところが1人乗っていないことが発覚し、慌てて元の場所へ。しかも忘れ物をしたとかで、再びホテルに戻っていった。立て続けのハプニング…

 こうして改めて出発。郊外を抜けるともう一面砂漠となり、周りには何もない。何という単調な景色だろう…今日の宿泊地、バフレイヤ・オアシス(Bahariya Oasis)までは3時間かかるので、途中ウトウトしながらぼんやり過ごした。

 車は中間点で休憩を挟みながら、砂漠の1本道を疾走していく。ところどころで雄大な景観に出会いつつ、緑のオアシスには昼前に到着。Oasis Panorama Hotelにチェックインし、ここで昼食となった。

On the way to desert
砂漠の1本道

 ジープで砂漠巡り

 さすがに砂漠の只中とあって、昼間はかなり暑い。しかしここは見所の多いところなので、食後まもなく観光に出かける。まず向かったのはミイラのある博物館と、色鮮やかな壁画の残る墳墓群。どちらもエジプトらしいが、我々の他に観光客がいないので、ゆっくりじっくり鑑賞することができる。規模こそ小さいものの、まずまずであった。

 宿に戻って少し休憩したら、3時からはジープで砂漠巡りへ。これはオプションだったが、メンバー全員が参加。2台に分かれて出発した。

 最初に向かう先は鉱泉だ。ブラック・マウンテン(Black Mountain)を横目に砂漠を横断すると、木立に囲まれた小プールが現れた。先客の韓国人家族があがったところだったので、さっそく湯加減をチェック。う~む、確かに温かいが、温泉とは言い難い。しかし他の人たちが水着になって入っていくので、負けじと着替えて中に入った。が、それほど温かいわけではない…ので、しばらくすると外に出づらくなってしまった。外気の方が、風が吹いていることもあって寒いのだ。意を決して外に出たら直ちに体を拭き、急いで着替えて難を逃れた。

 全員があがったら、今度は先ほど通過したブラック・マウンテンに向かう。ここは第2次世界大戦中、イギリス軍がドイツ軍を迎え撃つために駐屯したところ。車は徐々に高度を上げ、頂上近くまで来たところで停車。後は歩きで頂きに登りつめる。頂上には遺跡が残っており、ここからは周囲の砂漠が一望のもととなっていた(確かに軍事要塞には良いところだ)。

View from Black Mountain (1)
ブラック・マウンテン山頂からの眺め

View from Black Mountain (2)
荒涼とした景観が広がる

 景色を堪能し、車に戻ったら山の反対側を下って、いったん元の集落に戻っていく。これで終わりか…と思ったら、街には寄らず、さらに奥へと走っていった。

 砂漠の山登り

 ジープは椰子の木々の中をひた走り、やがて正面に湖が見えてきた。湖畔で車を止めて、しばしの鑑賞。ここは塩湖らしく、沿岸には白いものが溜まっている。まさに砂漠のオアシスといったところだ。

 ここからはまた砂漠の中を疾走し、2台がまるでレースをしているかのように競っている。遠くの方に見えていた奇妙な山(「スプーンの山」と言うらしい)も、だいぶ近づいてきた。高台に来たところで車は一時停車。陽も傾いてきて、なかなかに美しい景色だ。そして、ここから急斜面を下り、さらに奥の岩山の麓まで走っていった。

Lake at Bahariyya
塩湖にて

Desert view at Bahariyya
郊外の砂漠と岩山

 ジープは岩山の前で止まり、ここから上に登って夕焼けを眺めるという(てっきり頂上まで登るのかと思ったが、それは大変なので途中までらしい)。ちょっと雲が多いのが気がかりだったが、ここで砂漠の山登りと相成った。

 岩山は急斜面で足元がおぼつかず、非常に滑りやすい。私は着実に歩を進めていったが、団体行動となると差は開くばかり。半分ぐらい登ったところで腰を下ろして夕陽を待った。しかし案の定、西の空に広がった雲は容易には取れず、夕焼けの前に太陽は姿を隠してしまった。これでは意味がない…落胆して下山するはめになったが、明日がメインなので、そちらに期待することにしよう。

 その後は近くの集落に行き、ベドウィン(Bedouin)流の夕食をご馳走になる(美味)。そして暗闇の中、元来た道を戻り、宿へと帰っていった。

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