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旅行記:エジプト(世界自然旅)

2.なりゆきダイビング (2005/1/26-27:晴

 軽くダイブのつもりが

 紅海は世界3大ダイビング・スポットの1つに数えられるダイバー憧れの地なので、ダハブに来たからには、久々にダイビングをしようと思っていた。とはいえ、ダイビングはオーストラリアのケアンズで講習を受けて以来、すっかりご無沙汰していた。機器の扱い方など忘れているし、お金もかかるので、ここは軽く2~3本ダイブして、後はのんびり過ごすつもりであった。

 そこで、昨日のうちに宿併設のダイビングショップに問い合わせたのだが、あいにく日本人インストラクターが不在だったので出直し。そうこうするうちに眠りこけてしまい、次の日を迎えていた。日も昇り、もう今日は何もせずにいようかと思い始めたところ、インストラクターの人が部屋を訪ねてきた。曰く、これから別の日本人がアドバンス・コースを受講するので、もし良かったらどうぞ、と。

 これには正直、虚をつかれた。軽くダイビングをするつもりだったが、あまりに久々なので、他の外国人と一緒に潜るのは少々不安だ。もしこのコースに便乗してしまえば、お金はかかるものの、水深30mまで潜れるようになるし、ダハブ周辺の魅力的なスポット、キャニオン(Canyon)とブルーホール(Blue Hole)にも潜ることができるという。特にキャニオンとブルーホールには惹かれるものがあったので、ここは思い切って成りゆきに任せることにして、急遽受講を決定。ただちに準備を整えた。

 他の日本人も久々だということで、今日行うのはチェック・ダイブ。要するに復習である。機器の使い方を思い出しながら装備を組み立てるが、はっきり言ってほとんど忘れていて、ろくに組み立てることができない…呆れたインストラクターが手本を見せ、それに従って準備を整えて、いざビーチからエントリー! まだまだ中性浮力の感覚がつかめないとはいえ、久々の海の世界はやはり新鮮だ(視力が悪いのは残念だが)。そして、水中遊泳の終盤、突然目の前にナポレオン・フィッシュが現れ、幸先の良いスタートとなった(もっとも、こんなことならカメラを持参していれば良かったと、後悔する羽目になったが)。

 こうして、初日は昼過ぎに終了。明日に向けた宿題が出されたところで解散となった(この後、度付マスクを借りられるところを探すも見つからず…)。

 講習をこなす

 明けて27日、今日からが本格的な講習となる。昨夜は宿題に時間を要し、おまけに隣室が深夜まで騒いでいたのでろくに眠れず、ただでさえ過労気味のところさらに追い討ちをかけられ、朝から結構辛い…が、今日は3本も潜るので、無理やり気を引き締めて講習に臨んだ。

 最初に宿題の答え合わせをしたら車に乗り込み、イール・ガーデン(Eel Garden)に移動。ここで準備を整えて、いざ1本目の入水となった。

 今回の課題は「アンダーウォーター・ナチュラリスト」。ありていに言えば、水中動物/植物の観察である。紅海は世界一美しい海とも言われるが、確かに透明度は素晴らしく(ケアンズのグリーン島では5m程度だったが、今回は17m!)、そこで戯れる魚たちやサンゴが綺麗だ。これで視力が良かったら、どんなに感動するだろう…

Coral reefs
サンゴの世界

Coral and red fish
様々なサンゴと魚たち

Red fish with coral
ハナダイが戯れる

 今回は昨日の轍を踏まずと、水中撮影用のカメラを持参したが、撮影に夢中になると思うような動きが取れず、なかなか難しい。それでも、色トリドリの魚が見られ、目の前を美しい青い魚の群れが通り過ぎたり、変化に富んだサンゴ礁が見られたりと、実に楽しい。これぞダイビングの醍醐味だ。

Blue fish
青魚の群れが通る

Green fish
彩りが美しい

 数多くの魚を見たところで1本目は終了。昼食時に「どの魚を見たか」テストが行われたが、目が悪く種の識別には至らなかったため、思うように答えられない…ヒントを出してもらって何とかクリアしたものの、十分に課題をこなしたとは言えない状態であった(もう1人は目が悪いわけでもないのに、私より答えられなかったが)。

 少し休憩を挟んだら、次は「アンダーウォーター・ナビゲーション」。近くのビーチからエントリーし、コンパスを使ったり、自然の造形を頼りにしながら進んでいく方法を実習していく(今回はカメラを持ち込まず)。コンパスは問題なくクリアしたが、ナチュラル・ナビゲーションでは途中で来た道がわからなくなり、少々不安になったが、その先で目標物を見つけて無事帰還。今回はいちおう合格点であった。

 ナイト・ダイブはスリリング

 3本目は「ナイト・ダイブ」。当然暗くならないと意味がないので、陽が暮れるのをひたすら待ち、6時過ぎにビーチからエントリーした。

 が、さすがに暗闇に潜るのではこれまでと勝手が違う。とても新鮮ではあるけれど、暗くて視界が効かないし、軽い恐怖感もあって実にスリリングだ。水中写真は夜の方が良いというのでカメラを持参していたが、とてもじゃないが魚を追って遊んでいる余裕はない。暗闇での動き方を実践し、何とか乗り切るのだった。

 ところで、潜る前にうすうす気づいていたのだが、今回タンクからの空気が接続部で漏れて、空気の消費が異様に早くなっていた。ダイビング自体に支障はないものの、これにより早めに上がることとなり、課題をこなすのがやっとであった。このままだと明日のダイビングが不安だが、どうなるのだろう…

 こうして長い一日は無事終了。この夜は、これまで宿にたむろしていた日本人バックパッカーの多くが、示し合わせたかのように明日一斉にいなくなるとのことで、お別れ会があるらしい。ガイドはそちらに向かったが、私は全く関わり合いがないうえ、明日に向けて宿題を終えてさっさと寝たかったのでパスし、予定をこなしてすぐに寝入った。もっとも、お別れ会はその後宿に飛び火して、深夜まで寝かせてもらえなかったが。

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