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旅行記:東アフリカ(世界自然旅)

37.ままならぬ移動 (2005/3/19-20:曇時々晴

 まずは今後

 あわやの事態から一夜明けたところで、まずは今後の準備を始める。この先はタンザン鉄道(TAZARATanzania Zambia Railwaysで南下する予定なので、駅に向かおうとすると、さっそく「タクシーに乗らないか」と声をかけられた。昨日の件で懲りたので断ろうとすると、「私は宿に出入りしている人間だ」と言い出した。確かに、昨日も見かけた気がするし、まだ宿の敷地内なので、たぶんこの人は大丈夫なのだろう。駅までの料金を聞いても正当な値段だったので、とりあえず送ってもらうことにした。

 ところが、車は駅ではなく港に向かい、とある旅行会社に案内された。渋々入ってみると、確かに鉄道の切符を売っているのだが、明らかに相場より高い値段だ(2倍近い)。こんな料金を払う気などないので、あっさり交渉決裂。しかも、タクシーにはこの旅行会社のステッカーが貼ってある。きっとリベート狙いなのだろうが、こうなるともう誰を信じていいのかわからない。

  このことを抗議すると、運転手も反省したのか、今度こそ駅まで送るという(ステッカーも剥がすと言っている)。そして、駅に着いたら切符売り場に赴き、来週金曜日発の2等チケットを入手することができた(火曜と金曜の週2便しかないので、妥当なところ)。

 これで5日間の猶予ができたので、続いては港に向かい、明日のザンジバル行の船を確保(高速艇が一般的だが、今回は最も安いフェリーにする)。その後は、明るいうちにインターネットカフェに出向いて、後顧の憂いをなくすことができた。

 ザンジバルへ

 そして翌20日、満を持してザンジバルに向かう。フェリーは昼過ぎの出発だったので、少し遅めにチェックアウト。タクシー代をケチって港まで歩くと、途中でにわか雨に見舞われ、思わぬ道草を食ってしまった(こんな大荷物を持って歩くのは、特に日曜だと危険なのだが、幸いにも大丈夫だった)。

 それでも、早めに行動していたので問題なく、チケット売り場に到着。しかし、フェリー乗り場はさらに遠いので、地元の人たちについて、離れの港まで歩かされた。

 汗だくになって歩き、無事乗船を果たすと、その後も地元の人たちが続々と現れ、同じように節約するバックパッカーもやって来て、出発時にはもう超満員だ。そして、ダルエスサラームを後に、ザンジバルへと北上を始めた。

  船内には、なぜか外国人用のスペースが用意されていて、なんだか隔離されている気分だ。しかも冷房などないので、暑くて仕方がない(扇風機はあるが)。荷物の心配があるので、あまり離れるわけにもいかず、ただただジッとやり過ごすしかなかった。

  それでも、進むにつれて天候が次第に回復し、美しい海を見渡せるようになってきた。このところ草原や山ばかりだったので、この美しさは格別だ。しかし、フェリーは3時間で着くはずなのに、どうも遅れている模様…今日は一気にパジェ(Paje)まで移動したいのだが、このままではローカルバスがなくなりそうで心配である。

  結局、4時間あまりかかって、ようやく船着場に到達した。既に午後4時を回り、いきなりのピンチだが、ひとまずバス乗り場に向かうとしよう。

Zanzibar view
船着場からの眺め

Street at Stone Town
ストーンタウンを歩く

 移動の苦労

 そこで、入島手続きを済ませたら、さっそく乗り場に向かう。ゲートを過ぎると、例によって客引きがしつこく付きまとうが、とりあえず無視して歩き、目的のバスを探す(余談だが、ミニバスは日本の中古車が多く、「○○センター」「■■旅館」「△△老人ホーム」などと書かれた車体がそのまま走っている)。しかし、バスはひっきりなしに出ているものの、目的の行き先は見当たらない。もう遅いのだろうか…

  客引きは「今日はもうないよ」と言うが、イマイチ信用ならないので、改めて探してみる。が、やはり見つからない…すると、パジェに住んでいるという男が偶然現れ、「今日のバスはもう出てしまった」とのこと。こうなったら致し方ないので、近場のJambo Guest Houseに宿を取り、一夜を明かすことになった。

 そして翌朝、せっかくなので、出発前にストーンタウン(Stone Town)を散策してみる。ここはアラブの香り漂い古い街並みで、世界遺産にも指定されているが、個人的にはさほど感動を覚えない…確かに狭い道が迷路のように続き、街も趣きはあると思うが、それ以上でも以下でもない。一通り散歩したら、もう十分であった。

 宿に戻り、改めてバス乗り場に向かうと、昨日のパジェ在住の男が待っていた。どうやら私のことを待っていたようだが、「今さっきバスが出てしまった」と言う。仕方なく次の便を待つが、バン仕様のバスはしばらく出ないらしく、ダラダラ(Dalla-dalla:トラックの荷台に幌と長いすを備え付けたもの)に乗らざるを得なくなった。

  朝のラッシュを終えたせいか、なかなか乗客が集まらずヤキモキしたが、1時間あまりでほぼ満員になったので出発。ところが、途中からさらに客を乗せていくものだから、詰めるだけ詰めて、非常に苦しい(30人以上載せている!)。暑いうえに身動き取れない状態で、揺れもひどくてたまらないが、ここは耐えるしかない…これでは疲れを取るどころか、ますます蓄積してしまいそうだ。

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