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旅行記:カナディアン・ロッキー(世界自然旅)

54.ヨーホー一望 (2003/7/24:晴時々曇

 氷河の迫力

 大感動から一夜明け、今日はヨーホー・バレー(Yoho Valley)を探訪する。ここも滝に氷河に湖にと見所満載で、普通なら2日はかけるべきところだが、ここは思い切って日帰りで一通り周ってしまう。30km以上の長丁場なので、この日はいつも以上に早く出立し、入念にストレッチして臨んだ。

 フィールドの手前から細い道に入り、ヨーホー・バレーを遡っていく。終点のタカカウ滝(Takakkaw Falls)の駐車場に車を置いたら、滝は日陰なので無視し、少し戻ってWhisky Jack Hostel脇から登り始める。しばらくは林の中をジグザグに急登するが、1kmほどでヒドゥン・レイク(Hidden Lake)への分岐が現れたので寄り道してみる。少し進むと湖が見えたが、それほど大したものではなかったので、少々残念であった。

Hidden Lake
ヒドゥン・レイク

 分岐に戻ったらアイスライン・トレイル(Iceline Trail)に入り、どんどん高度を上げていく。樹林帯を抜けると展望が良くなり、タカカウ滝はもう下に見えている。なおも登り、稜線を周り込んでいくと、眼前には荒々しい岩盤とエメラルド氷河が見えてきた。氷河はかなり後退しているようで、迫力は今ひとつだが、この一帯が氷河に覆われた時代を思うと、きっともの凄いものだったろう。それが今見られないのは残念だが。

View of Mt Balfour
ベルフォー山とヨーホー・バレー

Emerald Glacier
エメラルド氷河

  ここからは緩やかなアップダウンとなり、時々氷河から流れ出た沢を渡りながら、岩盤の上を歩いていく。右手にはヨーホー・バレー越しに、デリー山(Mt Daly:3152m)からベルフォー山(Mt Balfour:3272m)にかけて、ワプティク氷原(Waptik Icefield)を眺めることができ、素晴らしい開放感だ。

Emerald Iceline
トレイルに沿って氷河が続く

Mt Balfour
ベルフォー山を望む

 取り囲む氷河の展望

 分岐を右に見送り、エメラルド氷河を過ぎて小尾根を巻き込んでゆくと、小さな湖とともにバイス・プレジデント(Vice President:3066m)が現れた。エメラルド・ベイスンからはほとんど望めなかったが、こちらからだと想像以上に大きく見える。奥にはザ・プレジデント(The President:3138m)も頭を出していて、絵になる景観だ。昼時も近くなっていたので、ここで腰を下ろして、休憩がてら昼食を取った。

Yoho Valley
ヨーホー・バレーの眺め

Vice President
バイス・プレジデント

Mt McArthur
マッカーサー山

 食後再スタートを切ると、ここからはリトル・ヨーホー・バレー(Little Yoho Valley)に向けて、緩やかに下り始める。マッカーサー山(Mt McArthur:3015m)などを眺めながら進むと、次第に樹林帯に吸い込まれていき、展望がききづらくなってきた。やがて谷底が近づき、最後は周り込むようにしてリトル・ヨーホー川(Little Yoho River)に下り立った。

 橋を渡ったら、右に曲がって川沿いに下っていく。この辺りは楽勝で、谷間をのほほんと歩くが、左に分岐が現れたところでウェールバック・トレイル(Whaleback Trail)に入り、ここからジグザグの急登となった。かなりの急斜面だが、道はしっかり作られているので、体力を消耗しないようマイペースで上がっていく。

  急坂をこなすと、一気に視界が開けて、背後にプレジデント・レンジの山々、前方にはデ・ポァリュー氷河(Glacier Des Poilus)、ヨーホー氷河(Yoho Glacier)など、ヨーホー・バレー一帯を望むことができる。苦労して登ってきただけのことはある、素晴らしい展望台だ。

President Range
プレジデント・レンジ

Glacier Des Poilus
デ・ポァリュー氷河

  こうして周囲を取り囲む氷河や山々を存分に眺め、この絶景の展望地を後にした。

 最後は滝と湖

 この先は展望を楽しみながら、メドウの広がる斜面を緩やかに下り、ツイン滝(Twin Falls)の上へと導かれる。その名の通り2つに分かれた滝だが、水量は相当なもので、近くで見ていると恐ろしいほど。真下も覗いてみたが、完全な絶壁で、すごい迫力であった。

Above Twin Falls
ツイン滝の上

 ここから滝の下へと巻きながら下っていくが、樹林帯に入るので展望は望めない。つづら折の急下降をやり過ごすと展望地が現れ、ツイン滝が眼前に望めるようになった。もう夕方となり、滝は日陰になってしまったが、優美な姿は健在だ。

 Twin Falls Chaletまで来たら、いったん南に下ってマルポール・レイク(Marpole Lake)に寄り道。少々休んだら分岐に戻り、右手の道を下っていく。ヨーホー氷河への道を左に見送ると南に向きを変え、ほぼ平坦な道をゆけば、2kmほどでラフィング滝(Laughing Falls)にたどり着いた。

Marpole Lake
マルポール・レイク

Lake Duchesnay
デュシュネイ湖

  この先はもう川原沿いの平坦な道なので一安心。前半から自重気味に歩いていたので、思ったより疲れていないが、もう夕暮れが近いので、少し急ぎ気味に歩くことにする。途中、せっかくなのでデュシュネイ湖(Lake Duchesnay)、ポイント・レース滝(Point Lace Falls)と寄って歩いていった。

  こうして無事、日暮れ前に戻ることができた。そして最後は真打ち、タカカウ滝を鑑賞。これは380mもの高さを有するだけあって、改めて見ても豪快である。今日もまた長い1日だったが、非常に充実した1日を過ごすことができた。

Takakkaw Falls
タカカウ滝

Twin Falls
ツイン滝

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