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旅行記:カナディアン・ロッキー(世界自然旅)

49.ルイーズの大展望 (2003/7/19:晴

 おまけの1日

 この2日で、レイク・ルイーズ近辺で歩きたいと思っていたコースは歩くことができた。明日からはスコーキー・バレー(Skoki Valley)に向かうが、今日も晴天に恵まれたので、おまけの1日はルイーズ周辺の展望が良いフェアビュー・マウンテン(Fairview Mountain)に登ることにした。

 まずはバスでレイク・ルイーズに向かい、そこから案内に従って森の中を登っていく。しばらくでフェアビュー展望台(Fairview Lookout)への分岐が現れたので、ちょっと寄り道。1kmほど歩いてみるが、たどり着いた展望台は木々が邪魔して、レイク・ルイーズの眺めがあまり良くない。せっかく訪れたのに残念であった。

Fairview Lookout
フェアビュー展望台より

 気を取り直して分岐に戻り、右の道を登っていく。しばらく進むと、次第に視界が開けてきて、左手の谷を望めるようになる。途中の分岐を右に入り、急坂をこなすと、やがてテンプル山が見えるようになってきた。さらにジグザグに登れば、いよいよ森林限界を越え、岩がちの道になる。右手には目指すフェアビュー・マウンテンも見えるようになり、まもなくサドルバック(Saddleback)に到着した。

  まだ朝早いせいか、この峠から見渡しても、2組しか登っているのが見えない。天候も快晴で、これなら存分に展望を楽しめそうだ。

 山頂からの眺望

 ここからは山頂に向けて、急斜面をジグザグに登る。ガレた道が続くが、マイペースで登っていき、すぐに1組を追い抜く。なおもペースを落とすことなく登っていくと稜線に出て、頂上が目前に迫ってきた。もうすぐだ。

 結局、2時間足らずで山頂に到達。頂きからは、西側正面にビクトリア山と氷河が迫力の姿を見せていて感動的! これぞ山頂からの眺めである。他方、レイク・ルイーズは眼下に見えるが、湖自体はビッグ・ビーハイブからの方が眺めがよく、こちらからだと少々切れているのが残念だ(もっとも、周辺の山々を含めた全体像はよくわかる)。

View from Fairview Mountain
フェアビュー・マウンテンからの眺望

Lake Louise from Fairview Mountain
レイク・ルイーズが真下にある

 頂上には老夫婦が休んでいたので、私は少し西側を下り、ビクトリア山の眺望が抜群のところで腰を下ろし、この絶景を肴に軽食をいただく。山頂は風が強くて寒かったが、それを忘れさせてくれるほどの景観であった。

  ここは居心地良かったので、しばらく佇んでいると、1時間ほど経って、昨日一緒に歩いた女性も登ってきた。まもなく登ってくる人も増えてきたので、この辺りが潮時かと思い、下山を決意した。

Mt Victoria
ビクトリア山と氷河

 日本人は登山好き?

 下り始めると、続々と登ってきているのがよくわかる。しかも珍しいことに、日本人のグループが多い。やはり日本人はただのハイキングよりも登山が好きなのだろうか?

  あまりに混んできたので、途中から踏み跡だけの脇道(まっすぐ下っている)に入り、ショートカットを試みる。ところが、ここはガレガレの岩場なので非常に滑りやすく、まともに下ることができない。こんなところで怪我をしたくなかったので、多少ペースを落として慎重に下り、事なきを得たのであった。

Mt Temple from Fairview
道中からのテンプル山

 サドルバックの下まで下ったら、後は元来た道を引き返していく(峠を越えてパラダイス・バレーに入っても良かったが、一人ではクマが怖いので回避)。そして、昼頃には無事レイク・ルイーズの湖畔に戻ったのであった。

 これにて本日のハイキングは終了とし、後は今後の予定を円滑に進めるため、3日後からのレンタカーを申し込んだり、明日からの1泊2日バックパッキングの準備を整えたり(明日のキャンプは予約済)、土産物を買ったりして過ごした。夕暮れ時には、聳え立つテンプル山が薄化粧して、神々しいまでの姿を見せてくれた。

Mt Temple
夕映えのテンプル山

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