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旅行記:パンタナール&アルティプラーノ(世界自然旅)

32.粘り勝ち (2003/12/19-20:晴時々曇

 拍子抜けの展開

 明けて19日、いよいよパンタナール探検が始まる。まずは周辺をトレッキングするらしいので、朝食を終えたら防虫対策を施し、昨日のメンバーとともに出陣した。

 しばらくは何もない平原を歩くが、周囲には動物が見当たらない。炎天下の中を歩くので、早くもバテ気味だが、とりあえずはガイドに従って歩く。すると、まもなく林の中に入ったので一安心。ここには動物がいるらしいので、樹上を見上げながら、注意深く歩くこととなった。

  が、ここでは目ぼしい生物を見つけられなかったので、また別の林に入る。すると、今度はコンゴウインコを発見。脅かさないよう静かに近づくが、すぐにバレて、飛び立ってしまった。しかも、他には見つからず、苦労して湿地帯を歩いた割には報われない展開になってしまった。

Arara
コンゴウインコ

 結局、2時間あまり歩いたところで終了となったが、湿地の景観がまずまずだったことを覗くと、拍子抜けであった。この種のツアーはガイドの力量が大きく左右すると言うが、果たして…

Pond (1)
湿地帯をゆく

Pond (2)
ところどころに沼地がある

  その後、昼食を終えて休憩したら、午後の部は釣りに出かける。車に乗って悪路を走り、やや大きな池に着いたところで釣りを開始。素足になって池に入り、腿まで浸かって歩いていくが、いざ釣ろうとしても、釣り下手な私には全く引き手がない。あまり興味もなかったので、ほどほどのところで陸に上がり、後は終わるまで傍観していた。

Pond (3)
釣りをした池

  こうして、この日のツアーは終わってしまったが、個人的にはどうにも消化不良であった。残り2日だが、果たして楽しめるのか、不安になってきた。

 帰る人々

 そして翌日は、まず乗馬をするというので、皆で馬に跨って散策を始める。あまり教育が行き届いていないのか、馬は怠けがちで、ガイドに怒られては走る、という展開が続くので、乗り心地はよろしくない。個人的には、乗馬に慣れていないせいか、徒歩より疲れる気分だ。

 で、肝心の動物はと言うと…馬に乗っても駄目なようで、一向に大物が姿を見せない。時々、遠くを鳥が舞ったりはするものの、間近で何かを見ることはできないのだ。これでは、わざわざパンタナールまで来た甲斐がないというもの。なんだか煮え切らないまま、午前の部はあっさり終了してしまった。

Horse riding
乗馬ツアー

 すると、他の人たちは予定を1日切り上げて、もう帰ってしまうという。私には寝耳に水だった(私以外は宿が一緒だったらしく、出発前から友だちにになっていた)が、もう決めたことのようなので仕方がない。昼食後、彼らが帰るのを見送ったら、1人ポツンと佇んだのであった。

  話によると、この後は、昨日来たグループに組み入れられるとのこと。午後はまたもトレッキングらしいが、どうも他にやることがないようだ(雨季なら、ボートを使って散策することになるが、この時期では水が干上がっているので不可能)。パンタナールは動物が見られて何ぼなので、どうにかして見つけたいものである。

 動物再び

 そして、昼下がりとなったところで2度目のトレッキングに出かける。数人のメンバーとともに歩き、林に入ると、いきなりコンゴウインコのカップルが現れた。その美しい模様にため息をついていると、続いて頭上にサルが登場。あまりに近づきすぎたのか、サルはこちらを威嚇しているようだ。ガイドが変わったせいか、偶然なのか知らないが、幸先の良いスタートであった。

Araras
コンゴウインコのカップル

Monkey
サルも登場

  林を抜けて平原を歩いていくと、今度はズグロハゲコウ(Tuiuiu:コウノトリの仲間)が飛来してきて、湿地帯を歩いているではないか。この鳥はパンタナールの象徴とも言うべき存在で、黒い頭、赤い胸、白い体のコントラストが印象的である。やや距離はあったが、静かにしてじっくりと鑑賞させていただいた。

Jaburu
ズグロハゲコウ

Deer
シカも現れた

 その後、シカも現れたりして、今朝までの低調が嘘のような収穫ぶりであった。まさに粘り勝ちで、急いで帰らず本当に良かった。

  そして、満足のうちに夕食を平らげ、のんびりしていると、これから夜のサファリに出かけるというので、私も乗せてもらうことになった。

  もう真っ暗なのでろくに見えないだろうと思っていたが、動物は結構いるもので、周囲にはカピバラが点在しているし、ワニの姿も確認できる。ガイドはワニを捕獲し、こちらに持ってきてお腹をさすったりしているが、何だかかわいそう…見せ物状態で、早く逃がしてあげたい気分になった。

Crocodile
捕獲されたワニ

 その後、ペッカリー(Peccary)の群れに遭遇し、逃げる彼らを追いかけたりして盛り上がったが、個人的には段々と空しくなってきた。彼らの生活を邪魔してまで、見たいわけではないのだ…

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