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旅行記:オーストラリア(世界自然旅)

62.ダイビング講習(1) (2003/4/11-12:晴時々曇

 マンツーマン

  今回の旅行で、グレートバリアリーフに来たら行おうと思っていたことがあった。それは、ダイビングのライセンスを取得することだ。

  高校時代は水泳部に籍を置きながら、その後ダイビングを行った試しはなかった。しかし、せっかく美しい海があるのだから、潜らないのはもったいない! ということで、ダイビングのメッカであるケアンズでオープンウォーター・コースを受講することにしたのである。

  ここも可能なら10日から開始しようと思っていたが、木曜スタートの会社はなぜか無いというので、金曜(11日)スタートの3日間集中コース(通常は4日間)を受講することにした。そして前日には健康診断や写真撮影、それに散髪まで行い、準備万端で当日を迎えた。

  そして翌朝、日本人のインストラクターが迎えに来たが、今回は他に受講者がおらず、マンツーマンになるとの知らせがあった。先週は7人いたらしいが、1人とは少々驚きだ。しかし、逆に考えればチャンスでもある。じっくり講習を受けることができるし、ダイビング中のカメラ撮影もできるかもしれない。ラッキーだと考えるようにして、講習に臨んだ。

  3日間コースの場合、初日はひたすら講義となる。まずビデオを観て、終了後にインストラクターとともに復習を行い、簡単なテストをして次へ進む、というパターンが続く。幸い昨日はよく寝たので眠らずに済むが、久々に頭を使うので疲れてくる。これを3回繰り返したところで昼食となり、インストラクターと一緒に、近くの日本料理店で食事を取った。

  戻ってからは、さらに2回のお勉強を繰り返し、いよいよ最終テスト。ここまでの小テストはほぼ完璧だったが、通しで行うとあやふやな部分が出て、自信が持てなくなってしまった。しかし、それでもどうにか合格し、明日からの実習に無事参加できることとなった。

 習うより慣れろ

  講習2日目となり、いよいよダイビングによる実習が始まる。この日のために持ってきていた水中撮影用の機材も、本当は禁止されているらしいが、大目に見てもらい持参した(オープンウォーターで持ってきた人はほとんどいない、と驚かれたが)。

  今日からはグリーン島(Green Island)での講習となるが、移動はアドバンス・コース(1ランク上)の人たちと一緒だ。快適な気候の中、船内ではのんびりと過ごして(と言うより、やることがない…)到着を待った。

Green Island
グリーン島

  船は45分ほどで珊瑚礁の島に着岸し、さっそく桟橋を歩いて準備に取りかかる。着替えを終えて準備運動を済ませたら、まずは200m水泳と10分間の立ち泳ぎのテストとなった。

  元水泳部の杵柄で快調に泳ぎ始めると、わずか60mのところで静止が入った。本来はちゃんと泳がなければいけないが、泳ぎを見てもう十分だという判断だ。続く立ち泳ぎも、水球部バリに足泳ぎでこなしていると、3分ほどでOKとなってしまった。ウォーミングアップには良かったが、意外にあっけなかった。

  それから、しばらくはプールでの講習となる。基本的には昨日ビデオで観たことを実践するのだが、いざ行うとなると、忘れたり難しかったりする。やはり「習うより慣れろ」だ。それでも1対1で丁寧に指導してもらえるので、普通よりもかなり早いペースで消化していき、昼前にはプール実習のほとんどが終わってしまった。

  昼食を終えると、いよいよ初ダイブとなった。さっそく岸から小型船に乗り、New Yorkというポイントまで移動していく。この日は波も穏やかで、とても快適なコンディションだ。

  やがてポイントまでやって来たら、端から一歩踏み出して海に飛び込ぶ。さすがに初めてではうまくない…が無事成功し、綱を頼りに少しずつ下に降りていく。

  海に入ると、透き通った珊瑚の世界が広がる…と思っていたが、意外に視界が効かない。ハーディリーフのイメージが残っているせいだが、グリーン島は近海のせいか、アウターリーフほど澄んでいなかったのだ(もっとも、条件さえ整えば25m以上の視界が得られるらしいが)。

  少々残念に思いつつ海底に降りると、そこからはインストラクターに付いての海中散歩が始まった。枝状、葉状、テーブル状などの珊瑚が見られるのはもちろん、アネモネフィッシュ、ウミウシ、スズメダイ、ヤッコ、ナマコなどの様々な海洋動物を目にすることができる。

  しかし、こうした動物たちに目を奪われ、撮影に夢中になっていると、インストラクターの指示通りに動くのは難しい。おまけにマスクが緩かったようで、何度となく海水が目に入り、マスク・クリアを強いられた。結局34分ほど潜ったところで地上に上がり、初めてのダイブは喜びと苦難とともに幕を閉じた。

Kind of Toadstool Coral
ウミキノコの仲間の珊瑚

Redbelly Yellowtail Fusilier
ユメウメイロの群れ

Snapper
フエダイの仲間

Giant Clam
オオシャコガイ

Scissortail Sergeant
ロクセンスズメダイ

Harlequin Sweetlips
チョウチョウコショウダイ

Sixbar Angelfish
ロクセンヤッコ

Toadstool Coral
ウミキノコの仲間

Coral like branch
枝状珊瑚

 少しは余裕も

  島に戻り、しばし休養したら、再び同じポイントに戻って2度目のダイブを行う。今度は先ほどよりはマシに飛び込み、インストラクターに付いて海底へ降下。時々緊急時の対処法などを実践しながら、海中遊泳を楽しむ。

  2回目ともなると、多少は周りを見る余裕もできて、オオシャコガイを反応させてみたり、自分から魚に近づいてみたりする。すると前方に、不意にナポレオンフィッシュが現れた。すぐに逃げてしまったのであっという間だったが、その大きな姿は印象的であった。

  こうして様々な魚や珊瑚を眺めて、35分で海上に上がった。1回目よりは慣れて、多くの生き物を見る機会もあったので、満足度が高まったのは確かであった。

Corals
樹枝状珊瑚

Soft coral
ミドリイシの仲間?

Heavybeak Parrotfish
ナンヨウブダイ

Scissortail Sergeant with Fusilier
ロクセンスズメダイの群れとユメウメイロ

  こうして島に戻り、片付けを終えると、帰りの船までにはまだ時間があったので、のんびりと過ごして時を待つ(普段は慌しいらしいが)。そして船では最前列に陣取って、ケアンズまでの快適な道のりを見守った。あと1日、十分に楽しめることを祈りながら。

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