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旅行記:オーストラリア(世界自然旅)

60.リーフ初体験 (2003/4/7:晴時々曇

 ついにアウターリーフへ

  寝不足状態の中、この日も再び朝からシュート・ハーバーに出向き、日帰りクルーズに参加する。今日はグレートバリアリーフを堪能できるアウターリーフまで足を伸ばし、美しい珊瑚の世界をシュノーケリングなどで楽しむ予定だ。映像で見た、あの色とりどりの珊瑚、無数の魚たちの姿を見られるのかと思うと、出発前から興奮が冷めやらない。幸い天候も良好で、楽しみで仕方なかった。

  船は8時に出発し、ハミルトン島経由でアウターリーフに向かう。このツアーは人気があるらしく、結構な混雑だ。日本人の添乗員も2名付き、ハミルトン島からは大量の日本人が乗船してきた。日本語の案内まである。まさに至れり尽せりだが、素直に喜べないのは何故だろう…

  船は2時間あまりかけてアウターリーフまで進む。途中からは波が高くなり、結構揺れながらの航行となったが、やがて遠方に綺麗な色をした海が見えてきた。ついにアウターリーフまでやって来たのだ。深い藍色の海の先に、浅瀬で淡いブルーになった珊瑚礁帯が輝いて見える。これぞグレートバリアリーフ、といったところだろうか、さすがに美しい。

  そして、船はゆっくりとハーディリーフ(Hardy Reef)に近づき、そこに据えられた浮き桟橋(ポントゥーン)に漂着した。もう目の前がアウターリーフで、来た甲斐があったというべき美しさである。素晴らしい!

Hardy Reef
ハーディリーフ

 珊瑚の世界

  桟橋に上がったら、まずは高台からアウターリーフを望み、しばしその美しさに酔いしれる。そして、この展望を満喫した後は、続いて半潜水艇による海中観察を楽しむことにした。

  左手に座ったところで、さっそく珊瑚を観察…と思ったら、最初はただ海水が見えるだけで、右手に数多くの美しい珊瑚を見えている。右横では子供たちが食い入るように眺めているので近寄れず、少し離れたところから観察。それでも、赤、青、紫、黄色など様々な色と形をした珊瑚が次々と現れて圧巻だ。

  やがて半潜水艇がUターンし、今度こそ左手で間近に珊瑚の姿を観賞するが、実に変化に富んでいて面白い。それに魚もたくさん現れるので、手軽に観察するには良い方法だ(手軽過ぎる気もするが)。

Coral at Hardy Reef (1)

Coral at Hardy Reef (2)
ハーディリーフの珊瑚礁

  その後は海中観察室に出向き、数多くの魚たちを見物する。まるで水族館みたいだが、本当に魚の数と種類が豊富で驚かされる。さすがはアウターリーフ、期待に反しない環境である。

Fishes at Hardy Reef
海中観察室より

  いつの間にかもう1隻到着し、さらに賑やかになってしまったが、まもなく昼時なので、少し早めに昼食を取ることにした。そして、腹ごしらえを終えた後は、いよいよシュノーケリングでの海中散策を行うため、着替え等の準備を始める。なお、ここまで海中撮影用のカメラ機材を持参していたが、まだテストをしておらず不安なので、今回は止めることにした(これまで撮った写真を無駄にするのが怖い)。

  準備を終えてさっそく海に飛び込むと、適度な温度で気持ちよい。桟橋周辺はかなりの混雑だが、少し離れるとだいぶ人が少ない。シュノーケリングできるエリアは決められているものの、その奥の方に行って珊瑚礁を間近で見ると、さすがに美しい。様々な珊瑚を、手が届きそうなところで見ると、やはり感動は一潮である(触れてはいけないが)。

  30分ほど泳いだら休憩し、今度はエリアぎりぎりをゆっくりと周回していく。下を覗くと、体験ダイビングの人たちが魚とともに泳いでいるのが見える。周りは珊瑚礁の世界が広がり、極楽のようである。

  感動を味わいながら最奥まで泳いでいくと、なんとウミガメが現れた! わずか1mほどの距離だが、こちらが大人しくしていると、向こうも逃げたりはしない。しばらく一緒に泳ぎ(結構優雅に泳ぐ)、やがて先方がエリア外に旅立ってお別れとなったが、これは感動ものだ。カメラを持参しなかったのだけが悔やまれる…

  こうしてシュノーケリングから上がると、今度はヘリコプターによる遊覧飛行だ。この頃から風が強くなり、雲が多くなってきたのが気がかりだったが、ともかく他3名とともにヘリポートに向かう。そして、着くなりヘリは出発した。

  すると、あっという間に美しいリーフの景観が広がってきた。やはり上からの眺めは圧巻だ!と感動していると、すぐに小雨が降り出してきた。何でこんな時に…

  と、ここで右手に、有名なハートリーフ(Heart Reef)があるとの案内が。見ると、確かにハート型をした珊瑚礁がある。しかし、その姿は思いのほか小さく、言われなければ気づかないかもしれない(写真では、いつもハート型の部分がアップで載っているので、イメージとは違った)。

  その後もリーフの美しい景観が続き、10分ほどで終了となった。時間の割に高い気はするが、空からグレートバリアリーフを眺めることができたのは、やはり良かったと思う。

Flight view of Great Barrier Reef
空から眺めるG.B.R.

View of Heart Reef
ハートリーフ全景

Heart Reef
ハートリーフ

 船に揺られて

  それから間もなく、船は桟橋を出立し、元の航路を戻っていく。波は往きよりも高くなっており、かなりの揺れだ。階下では悲鳴も聞こえる。ふだん船酔いしない私でも、さすがに少々気持ち悪くなってきた。まずい…

  ところが、疲れでいつの間にか眠ってしまい、気がついた時には気持ち悪さが抜けていた。やがて、船はハミルトン島経由でシュート・ハーバーにたどり着き、無事アーリービーチに帰着。グレートバリアリーフを堪能できて、今日は大満足であった。

  宿に戻ると、昨日騒がしかった連中は既にいなくなっていたが、代わりに入ってきた人たちがまた賑やかで、明るいうちから歌を歌ったりしてはしゃいでいる。9時過ぎまで喧騒が続くと、今度は近くのクラブに行くと言って出かけていった。これで静かになったので眠りにつくが、深夜3時頃に戻ってきて、また煩くなってしまった。さすがに5時前には静かになったが、迷惑この上ない若者だ。

  そして翌日、再び眠い目をこすりながらチェックアウト。しばらくアーリービーチでノンビリ過ごしたら、昼前のバスでさらに北上していく。途中、タウンズビル(Townsville)でバスを乗り換え、夕方にはカードウェル(Cardwell)に到着した。

  ここまで来るとさらに蒸し暑くなり、熱帯に来ているのだと実感せざるを得ない。そんな中、Kookaburra Holiday Park内のYHAHinchinbrook YHA)に入り、明日からのヒンチンブルック島(Hinchinbrook Island)日帰りツアーに備えた。

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