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旅行記:オーストラリア(世界自然旅)

47.そして本土へ (2003/3/20:雨時々曇

 日程調整

  1泊2日のフレシネ・トレッキングを終え、本来なら一気にメルボルンまで北上する計画だったが、前述のようにフェリーが一杯だったので、1日半ほど予定をずらす必要があった。

  そこで、今にも雨の降りそうなコールス・ベイを後にし、まずはロンセストンまでバスで出る。途中のビシェノー(Bicheno)で乗り換え時間があったので、海岸まで出てみるが、かなりの荒波だ。結果的にこんな日に船が出なくて良かったと思う。

  そして、昼過ぎにロンセストン行のバスに乗車すると、まもなく雨が降ってきた。結局2時間半かけてロンセストンにやって来ても、外はまだ雨で、とりあえず宿のMetro Backpackersにチェックインせざるを得なかった。

  すると、しばらくして雨が止んだので、ちょっと外に出て市街散策に出かけてみる。あまり期待していなかったが、意外に雰囲気のある街のようで、美しい英国風の街並みが広がっている。ともあれ、この日は買い物だけ済ませて宿に戻り、旅行記を書こうかと思ったが騒がしくてそれどころではなく、何もできずに就寝した。

 ツアー催行か

  翌20日、この日はせっかくなので、近くのタマー・バレー(Tamar Valley)を半日かけて散策するツアーに参加することにしていた。当初は誰も参加者がいなかったので、催行されるか微妙だったが、昨夜になって参加者が現れたので、催行するとのこと。そこで早起きしてツアーに備えた。

  ところが、外は風雨で天候が思わしくない。やむなくレインウェアを着込んで準備万端で臨んだが、肝心のツアーの方がしばらく様子を見るとのことであった。やがて雨は止んだが、待てども待てども連絡はなく、結局11時まで待っても何の連絡もなかった。これはもう中止だろうということで、諦めて次なる手を打つことにした。

  『地球の歩き方』によれば、ロンセストン市街からほど近いところにカタラクト渓谷(Cataract Gorge)という景勝地があるという。この手の観光地はハズレが多いのだが、本では絶賛していたので、あまり期待せずに訪れるとする。

Cataract Gorge
カタラクト渓谷

  街から15分ほど歩くと、早くも渓谷の入口に差しかかるが、予想通り、それほど大したことはない。本の勧めに従って、まずはジグザグ・トラック(Zig Zag Track)を歩いてゆくが、特に優れた景観もなく、10分少々で終わってしまった。ガッカリだ。

  そこで、今度はファースト・ベイジン(First Basin)からチェアリフトに乗ってみる。ここは支点間距離が世界一のリフトだそうだが、とりたてて凄いわけでもない。渡り終えてからはメイン・ウォーク(Main Walk)で渓谷を下っていくが、最後まで大したことはなく、子供だましも良いところだ(実際、子供連れか老夫婦がほとんどであった)。

First Basin
ファースト・ベイジンにて

  落胆しながら宿に戻ると、テレビではイラク戦争が始まったとの報を告げていた。世界平和を願う者として、またこれから海外旅行をふんだんに行おうとしている者として、極めて残念なことだ。

  外ではまた雨が降り出したので、結局夕方までロンセストンの宿で過ごし、その後バスでデボンポートに移動。Hormby Hotelの相部屋に宿泊し、翌日のフェリーに備えた(偶然にも同室には、就職前の日本人学生がいた)。

 荒海を越えて

  翌朝、ホテルから数分歩いたところにあるフェリー乗り場に向かう。フェリーは7時頃に帰港し、朝焼けとともに大きな姿をさらしている。そしてミニフェリーで対岸に渡ってチェックイン。乗船にあたってはセキュリティ・チェックが厳しく(戦争の影響?)、結局予定より1時間あまり遅れて、10時過ぎに出航した。

Spirit of Tasmania
フェリー

  フェリーはバス海峡(Bass Strait)を越えてメルボルンを目指す。この海域はただでさえ荒海として知られているうえ、今回は近くに低気圧が居座っているため波が高く、船酔いしている人もいるようだ。私は席を確保できず、やむを得ず通路の隙間に陣取って時を過ごしたのであった(旅行記を書く予定だったが、揺れて捗らない)。

  ところで、隣りには日本人の2人組がいたが、彼らは4日間でタスマニアを全て周ったと豪語していた。しかし、よくよく聞いてみると、いわゆる観光名所をなぞっただけのようであった。NZでは結構創意工夫して旅をしている人が多かったが、オーストラリアではツアーを利用するか、レンタカーでちょろっと名所を周るか、とにかくお手軽な旅をしている人が多い気がする。でも、それで本当に充実した旅になるのだろうかと、だんだん思いが強くなってしまう…

  ともあれ、こうして10時間の航海を経てメルボルン港に到着し、無事本土上陸を果たした。港からはトラムに乗って市街地に出るが、24時間営業のコンビニやファーストフード店なども多く、久々に大都会に出てきた感じだ。そして宿のElephant Backpackersに入ると、船旅の疲れもあって、いつの間にか夢心地になっていた(マットレスはシドニー・オリンピックで使用されたもので、なかなか寝心地が良かった)。

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