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旅行記:アンデス&アマゾン(世界自然旅)

12.リハビリ観光 (2003/11/11-13:晴時々曇

 消化不良の市内観光

 昨日のうちに、ヴァリグの航空券以外は何とか準備できたので、今日は気分転換も兼ねて市内観光をしてみる。あまり面倒なことはしたくなかったので、柄にもなく、観光客向けの市内観光バスで巡ることにした。

 8時半発のバスに乗り、まずはセントロの名所を周遊する。サンフランシスコ寺院(Basílica de San Francisco)、ムリリョ広場(Plaza Murillo)などを、日本語の解説付きでぐるぐると回るが、正直、あまり面白いものではない。ただ、途中のミラドール・キリキリ(Mirador Killi-Killi)の展望台からは、眼下に広がる街並み、そして背後に聳えるイリマニ山が望めて悪くなかった。

Mirador Killi-Killi
ミラドール・キリキリより

 2時間弱で終了すると、今度は南地区を周るコースが始まる。高級住宅街の見所を巡るのだが、こちらの目玉はずばり、月の谷(Valle de la Luna)。月面のようなゴツゴツした岩肌が見られるところで、写真で見ても美しい景色であった。果たして実物はどうだろうか。

  いったん緩やかに下り、住宅地を通過すると、前方に月の谷が見えてきた。ここを登って目的地に到着となるが、想像していたよりも小さい…もっと大規模なものを期待していたが、写真で見るのとは大違いで、随分しょぼいものである。しかも、ここでの散策時間はわずかなもので、ゆっくりと巡ることすらできない。今さらながら、観光バスで巡ったのは失敗だった。

  こうして完全に消化不良ながらも、昼頃にツアーは終了となった。一般の旅行者は、こんなもので満足なのだろうか…

Valle de la Luna (1)
月の谷

Valle de la Luna (2)
不思議な景観が広がる

 ブラックマーケット巡り

 昼食を終えたら、ヴァリグのオフィスを再訪。ところが昼休み中のため、夕方前にならないと開かない…仕方ないので、インターネットをチェックし、書店でロンプラのガイドブックを買ったりして過ごした(これが結果的には、功を奏すことになる。と言うのも、日本のガイドブックでは国境越えやマイナーな地域などで、明らかに情報が不足していたからだ)。

 夕方前にヴァリグを訪れると、まだ航空券を発行できないので、明日また来てくれという。早くラパスを去りたいのに…思わぬ足止めを食らってしまった。

  仕方ないので、夕方から翌日にかけては、失った物品を補うため、ブラックマーケット巡りを行う。日焼け止め、サングラス、メモ帳、時計、タオルなど、必要なものを買い揃えていくが、非常に安く購入することができ、感激ものだ。また、食べ物を非常に安く、屋台で軽食を買おうとすると、10~20円程度でいただくことができる。飲み物も破格で、100%オレンジジュースがコップ一杯で15円ほどだ(逆に、アメリカ資本のメーカーが販売するジュースやファーストフードは数倍もするから、金銭感覚がおかしくなりそう)。

 一方、電化製品はむしろ日本よりも高く、あまり買う気にはなれない。デジカメデータの保存用に、どうしてもマイクロドライブかそのアダプタが欲しかったのだが、こちらはどこにも売っていない…そのため、以後は写真の画質を落として撮影せざるを得なくなってしまった。

  こうして楽しいブラックマーケット巡りを楽しんだら、再びヴァリグを訪れる。ところが、この日もまた発行できないので、明日にしてとの返事。困ったことに、明後日が金曜日なので、下手をすると週明けまで待たねばならない。そんなに足止めを食らっては、今後のスケジュールにも影響してしまうではないか!

 暇つぶしの遺跡

 とりあえずは航空券を手配した旅行会社にメールを送り、そちらからも連絡するようにお願いをしておく。そして、このままダラダラ待つのも癪だったので、翌日はティワナク遺跡(Las Ruinas de Tiwanaku)に行くことにした。と言っても、バスはセメンテリオ発で、あそこにはもう行きたくないので、ツアーで向かう。

 この遺跡はチチカカ湖の南側にあり、西暦400~800年頃まで栄えたもの(プレ・インカの遺跡)である。ラパスからは1時間あまりで来られるだけあって、多くの観光客や、地元の学生などでかなりの賑わいだ。

Puerta del Sol
太陽の門

  中に入ると、まずは博物館に立ち寄り、モノトリートという石像や土器など、様々な発掘品を見て回る。それから、少し歩いてカラササーヤ(Kalasasaya)に入り、太陽の門(Puerta del Sol)などを鑑賞するが、ここも学生などが集団で来ているので大変な賑わいとなっていた。暇つぶしで来たとはいえ、これではじっくり眺める気分になれない…

Tiwanaku 2
エル・フライレの石像

Tiwanaku 1
ポンセの石像

  ポンセとエル・フライレの石像などを観察したら、石組みの壁面に沿って歩いていく。この精巧さは、インカのものと引けをとらない美しさだ。その奥には半地下神殿(Templo Semisubterraneo)があり、ここも絵になる作りとなっている(下に降りると、壁には石の顔があって、ちょっと不気味…)。そして、最後にアカパナ(Acapana)のピラミッド跡に登り、周囲を眺めて終了となった。

Templo Semisubterraneo
半地下神殿

Acapana
アカパナにて

 夕方前にラパスに戻ったら、さっそくヴァリグのオフィスに向かう。すると、ようやく再発行が可能になったとのことで、まもなく航空券を手に入れることができた。やれやれ、思わぬ形で長居することになったが、これでもうラパスとはおさらばだ。まだ傷は癒えていないものの、とにかく前に進まなければならない(ただ、もう一度こんな目にあったら、旅は中断せざるを得ないだろう…)。

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