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ボリビアの国旗

旅行記:アンデス&アマゾン(世界自然旅)

9.納得いかない! (2003/11/6:晴

 ボリビア入国

 今日は急遽ボリビアに向かうことになったので、早朝、慌しく準備をして離団する。ツアーリーダーに見送られながら、他3名とともにバス乗り場に赴くと、ここでも大勢のバックパッカーがたむろしていた。バスは観光客専用で、大型にもかかわらず満席で出発した。

 バスはしばらくすると、湖からやや遠ざかってしまったが、フリ(Juli)を過ぎると間近に望めるようになった。ポマタ(Pomata)で左折し、左手に湖を眺めながら進んでいくと、2時間ほどで国境の町、ユングーヨ(Yunguyo)に到着。ここでバスを降り、出国手続きを済ませた。

  ここからは、歩いて国境を越える。よく考えると、徒歩での国境越えは初めてなので、ちょっとしたワクワク感がある。ゲートをくぐり、ボリビア側の町、カサニ(Kasani)で入国審査を受けるが、特に問題なく通過。最低限の両替も済ませて、バスに乗り込んだのであった。

 全員揃ったところでバスは再出発し、まもなくコパカバーナ(Copacabana)にやって来た。ここで昼食休憩となるが、我々はここで1泊し、インカ生誕の地、太陽の島(Isla del Sol)を訪れる予定なので、ここで下車。待ち受けていたホテルの案内人に従って、宿に入った。

  部屋からはチチカカ湖が望め、設備も比較的揃っていて立派なもの。これで1泊500円ほどで泊まれるのだから、この国がいかに物価が安いか(貧しいか)がわかる。でも、旅行者にとってはありがたい限りだ。

from Copacabana
コパカバーナより

  今日はこの後、1時半の船で太陽の島を訪れるので、荷物を置いたら湖畔に出て、昼食を取る。食事も安いもので、立派な料理が100~200円程度で食べられるのだ。ペルー滞在中は、わざわざ高価な店に行って、毎回600~1,500円も払っていた(それでも欧米の旅行者で大繁盛)のと比べると、雲泥の差である。

 時間なさすぎ

 食事を堪能したところで、船に乗って、インカ発祥の地、太陽の島に向かう。ボリビアらしくボロイ船だが、波は大したことないので、それには目をつぶっておこう。

 しばらくは、左手にだだっ広い湖、右手に半島を見ながらのやや単調な景色が広がるが、やがて太陽の島が正面に見えるようになり、半島の先も間近になってきた。御神渡りのような岩を越えると、いよいよ島沿いに進むようになったが、ほどなくして観光用の巨大なバルサが登場。少々びっくりしたが、ほどなくユマニ(Yumani)の港に到着となった。

Titicaca Omiwatari
御神渡りのような岩

Barsa
観光用のバルサ

 結局1時間ほどで着いたのだが、ここでは皆に同調して半日ツアーを申し込んでいたので、島での滞在時間はわずか1時間だという。これは明らかに時間がない…が、与えられた時間で観光しようと、物売りも無視して階段を登っていった。

  急な階段を登りきると、そこには水源不明の泉がある。しかし時間がないので、ここを右折して道なりに登ると、だんだんと視界が開けて、かなたに月の島(Isla de la Luna)が見えてきた。周囲は段々畑に覆われていて、チチカカ湖とのコントラストが素晴らしい。

  なおも景色の良い場所を目指して登るが、時間が足りないので、稜線まで登るのは断念。代わりに見晴らしの良いところにお邪魔し(後でB$1を請求された)、周囲の景観を楽しんだら、慌しく帰途についた。

Isla de la Luna
月の島を遠望する

Isla del Sol
段々畑が美しい

Escalera del Inca
インカの階段

 再訪問を決意

 結局1時間でもどうにも時間が足りず、後悔しきりであった。同行したオーストラリアの老夫婦は、結局歩くのを断念し、港周辺でゆっくりしていたところ、多くの子供にチップなどをせがまれて不愉快な思いをしたらしい。しかし、果たしてそれがこの島の本当の姿なのだろうか?たった1時間では、 この島を訪れたとは言えない気がする。見たのはごく一部に過ぎず、それでこんなものと決め付けてしまっては、あまりに早計ではないか…そんな思いが次第に強くなってしまった。

 結局6時前にコパカバーナに戻り、その後は近場の食堂で夕食を取って部屋に戻るが、その思いは消えることはなかった。それに、うろ覚えではあるが、ロンリープラネット社のガイドブックでは、この島を1泊2日程度でトレッキングできると書いてあった気がする(日本のガイドブックにはわずかな記述しかなく、参考にならない)。ならば、再びこの島を訪問して、さらなる探訪を試みよう、と決意したのであった。

 そして翌日、他の人たちはラパスに向かうが、私は再訪問することを伝え、あわせてロンプラのガイドブックをコピーさせてもらう。その情報をもとに、ツアー会社の窓口に寄って(英語で)交渉してみる。ところが、その担当者が言うには、皆日帰りばかりで、1泊するほど周るところはないという。

  まったく…地元の人間ですらわかっていないのは残念だが、ガイドブックの情報を見せて、こうやって島を周遊したいから1泊する、片道のチケットを下さい、と言って渋々了解を取り付けた。一安心で昼食を取り、ここで3人ともお別れして、ついに単独行動となった。これからが本領発揮だ!

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