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ペルーの国旗

旅行記:アンデス&アマゾン(世界自然旅)

8.蒼き聖湖 (2003/11/5:晴

 向かいの島へ

 この日も晴天に恵まれ、かなたには白雪をいただくアンデスの山々が見えている。チチカカ湖の蒼さも際立っていて、まるで海のような眺めだ。ここはインカの創始者が降臨したと伝わる場所だけあって、神秘的な雰囲気を醸し出している。

view of Andes
遥かなるアンデス

 朝食を終えると、出発まで少々時間があったので、子供たちとサッカーをして遊ぶ。最初のうちは恥ずかしがっていたが、徐々に慣れて遊ぶようになってくれた。でも、まもなく去らねばならないのが残念である。

 やがて時間となって、ホストファミリーに見送られながら島を離れた。そして、向かいにあるタキーレ島(Isla Taquile)に上陸し、緩やかに登って中心部へと歩いていく。湖を左手に眺めながらの快適な散策で、心洗われる思いであった。

Amantaní from Taquile
タキーレ島からアマンタニ島を望む

Taquile town
島中心部より

  街中に入ると、ここもツアー客が多くて驚かされる。ただ、街はいたってシンプルで、日干しレンガの建物が主体だ。まだ自給自足、物々交換が成り立っているというが、この調子ではいつまで続くことやら。

  中心部で休憩したら、再び歩き始め、次第に高度を上げていく。ほぼ登りきったところで小さなレストランがあり、ここで昼食を取ることにしたが、準備にはしばらく時間がかかるとのこと。そこで少々寄り道して、近くの遺跡を訪ねることにした。

Taquile Ruin
遺跡からの眺め

Taquile Village
途中の素朴な風景

 湖で泳ぐ?

  地元の人の案内に従って歩き、遺跡には15分ほどで到着。予想通り、遺跡はごく小さなものだが、それでもまだ石組みは残っている。ここからは海のようなチチカカ湖を見下ろすこともでき、悪くない眺めだ。しばらく周囲を散策し、のんびりと過ごしたら、トボトボと引き返したのであった。

  レストランに戻り、名物のマス(Trucha)料理をいただいたら、今度は徐々に下って反対側に出る。この時間帯になると、逆に登ってくる人たちが非常に多いが、さすがに登りは辛そうだ。やがて、登録所(Registración)まで歩くと、ここからは急に切れ落ちていて、およそ500段の階段で斜面を下ることになる。ひざの悪い人には厳しいだろう。

 しかし、眼前に望むチチカカ湖は素晴らしい。神秘的なまでの蒼色が広がっていて、かつてインカの人たちが、ここを聖なる湖として崇めてきたのも理解できる。この眺めを堪能しながら、ゆっくりと下っていった。

View from Isla Taquile
ここから一気に下る

 湖面まで下りると、何台ものボートが観光客を待ち受けていた。下りでずいぶん差がついたので、後続が来るのを待つが、湖の水は恐ろしく冷たい。中には泳ぐ人もいると聞くが、とても真似できない…と思ったら、なんと80歳を越えた老人が、ここで泳ぎだしたのだ。ここで泳ぐのが夢だったそうだが、それにしても、何という(無謀なまでの)度胸だろう。これには脱帽であった。

 ツアー最後の夜

 タキーレ島を発ったら、後はプーノに戻るだけなので、船内でトランプ(ペルー流のゲーム)などをして過ごす。そして、夕方前に無事港に到着し、1泊2日の島巡りを終えたのであった。

  さて、予定ではこの後、明日飛行機でリマに戻ってツアーが終了する運びとなっていたが、聞くところによると、ボリビアの国境は再び開かれているという。先の暴動で、首都のラパスでは70人以上の死者を出す事態となったが、最終的には大統領が国外逃亡し、騒動は治まったそうである。ならば、もともとの予定通り、ボリビアに行ってしまおう!

  そこで、他の3名とともに、ラパスまでの交通と宿を手配する。街中は相変わらず祭りの最中で混雑していたが、旅行会社を通じて首尾よく確保し、あわせてツアーリーダーに頼んで、リマ行のフライトをキャンセルしてもらった。急な予定変更だったが、問題なく済ますことができて一安心であった。

 と言うことで、今夜がツアー最後の夜になってしまった。夕食を終えると、今日が最後だからと、皆でディスコらしき盛り場に行く。高所にもかかわらず、皆飲んで歌って踊ってと大騒ぎだが、私はそんなキャラではないので、一人静かに眺めていた。すると、途中で酔ったメンバーに無理やり踊らされそうになったが、断固として拒否。再三の要求にも屈せず、一切踊らずに時を過ごした(本当は早く宿に戻りたかった…)。そして、結局0時過ぎまで我慢したところで帰ったが、粘った人たちは朝まで飲んでいたらしい…お疲れ様。

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