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旅行記:パンタナール&アルティプラーノ(世界自然旅)

48.下山の途 (2004/1/16:晴後曇時々雨

 下山を決意

 明けて3日目は朝から曇り空で、天気は今ひとつであった。昨日南壁を見てしまったので、もし天気が良ければ登山コースを歩き、ベースキャンプのプラザ・デ・ムーラス(Plaza de Mulas)にでも寄ってみようかと思っていたが、この天気では止めておいた方が良さそうだ。

  これまでの傾向から考えると、快晴でも夕方に雨が降るから、朝からこの調子だと、昼には雨が降ってきそうである。無性に嫌な予感がしたので、この日は出かけるのをやめてキャンプ場で過ごすと決めたが、予想通り、昼からは雨となり、かなり降られてしまった。それでも、ほとんどの人は出かけていたが…

 それに、ベースキャンプまでの道は殺風景で、アコンカグアも迫力に欠けるらしいので、ますます出歩く気がなくなってしまった。トレッキングで歩けるのは、どう頑張ってもプラザ・フランシアかプラザ・デ・ムーラスまでで、それ以上は許されていない(登山用の許可を取れば行けるが、US$300もする!)から、もはや行くところはない。こうなったらもう、いっそ下ってしまおうと、翌日の下山を決意したのであった。

 そして翌16日は、朝から晴天に恵まれていたが、おとなしく帰ることにする(さすがに、もう一度南壁を見にいこうとは思わない)。テントをたたみ、レンジャーに一言告げて、このキャンプ場を去った。

Campamento Confluencia
コンフルエンシアのキャンプ場

Cerro Almacenes
アルマセネス山を見上げる

 快適な下り

 下りはさすがに楽勝で、ラバを見送りながら、のんびりと歩く。アルマセネス山やトロサ山、メヒコ山などが綺麗に見えているし、これから下る谷の景色も美しい。実に気持ちいい道のりだ。

 奇岩帯を抜けて下っていくと、徐々に登ってくる人たちとすれ違うようになるが、結構辛そうな人が多い。こんなところで苦戦していたら、この先持たないと思うが、大丈夫だろうか…関係ないのに心配してしまった。

Quebrada de Horcones
オルコネス渓谷を下る

 そして、オルコネス湖の辺りまで戻ると、いよいよ人の数も多くなり、これから登ろうとするグループの姿も見られる。振り返ればアコンカグアが小さな姿を見せていて、まるでお別れをしてくれているようであった。

  こうして無事チェックポイントまで戻り、下山手続きを済ませてトレッキング終了…と言いたいところだが、今回は独力で来ているので、さらにプエンテ・デル・インカまで歩かなければならない。ここまで来ればもう大したことないので、後は淡々と歩いていった。

View of Puente del Inca
ゴールはすぐそこ

  今日は週末でもないのに(金曜日)、プエンテ・デル・インカは家族連れなどでひどく賑わっていた。ここで昼食休憩を取り、せっかくだからインカの橋を見学。温泉が湧き出ているのは面白いが、荷物を持っているし、とても入る気にはなれない。一通り眺めたら、そそくさと戻ってしまった。

Puente del Inca
インカの橋

 雨とバス

 これでもう十分なので、後はメンドーサ行のバスを待つことになる。ところが雨が降り出し、まもなく大雨になってしまった。止むを得ず雨宿りをするが、バスまでだいぶ時間があるのでやることがない…時間を潰すのが大変であった(結構寒いし)。

 そして、いざバスがやって来ると、今度はバックパックを背負った人が多数詰めかけてきて、すぐに満員になった。先日は誰もいなかったというのに…しかし、バスがもう1台現れたので、幸いにも座ることができた。

 結局メンドーサには夕暮れ前に着いたが、こちらも雨に見舞われていたようで、本当に天候が安定していない。これが本来の姿なのか、それとも異常気象なのか定かでないが、やはり日程は余裕を持たせるべきなのだろう。

  ともあれ、これでアコンカグア南壁トレッキングは終了。身を清めるためにも、前の宿で1泊するが、それ以上はもう用はない。すぐにサン・カルロス・デ・バリローチェ(San Carlos de Bariloche)行のチケットを購入し、移動の足を確保。そして、翌日の夕方に出発して、20時間かけてバリローチェに向かった。いよいよ念願のパタゴニア入りだ。

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