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旅行記:パンタナール&アルティプラーノ(世界自然旅)

45.砂漠の湖巡り (2004/1/8:曇一時晴

 塩湖の背信

 一夜明けて、今度はアタカマ塩湖方面に向かう。また同じガイドだが、この人の姿勢は評価しているので、喜ばしい展開である。

 ツアーは7時に出発し、さっそくアタカマ塩湖に向かう。ここは世界第2の塩湖だけあって巨大で、辺り一帯が塩の結晶で覆われているが、茶色がかって汚い…近くに砂漠があるせいらしいが、ウユニ塩湖を見た後では、はっきり言うと拍子抜けだ。

Salar de Atacama
アタカマ塩湖

 しかし、この中のチャクサ湖(Laguna Chaxa)にはフラミンゴのコロニーがあるので、比較的間近で見ることができる。既にボリビアで大量に見ているとはいえ、やはりフラミンゴは美しい。改めてその生態を観察させてもらった。

Flamencos in Laguna Chaxa
フラミンゴの華麗な姿

  ここからは、さらに奥にあるミスカンティ湖(Laguna Miscanti)とミニケス湖(Laguna Miniques)を目指す。軽食を取って先に進むと、少々登ったところでソカイレ(Socaire)に到着。このインディヘナの寒村で小休止となり、アドベの教会などを見学して次に向かった。

  ここからは山道らしくなり、急勾配の中を駆け上がっていく。分岐を左に折れると未舗装路で、しばらく登ったところで車が停車した。道は湖へと通じているはずだが、ここでガイドが「このまま湖に行ってもつまらないので、丘を登って湖を眺めることにしよう」と言ってきた。こちらとしては望むところだったので、2人を除いて彼に同行した。

 思わぬ曇天

 この丘は、道こそないものの、傾斜はきつくないので、ガイドに付いて淡々と登っていく(ただし標高が4200m以上と高いので、高度順応できていない人たちは辛そう…)。そして、丘の上に登りつめると、左手にミスカンティ湖、右手にミニケス湖が現れた。それぞれ、背後にはミスカンティ山(Cerro Miscanti:5622m)、ミニケス山(Cerro Miniques:5910m)が聳え、なかなかの景観だ。

Laguna Miscanti
ミスカンティ湖

 しかし、この日は時間が経つとともに雲が増えて、この頃にはすっかり曇天になってしまった。年間のほとんどが晴天で、雨は数日しか降らない気候なのに、こんなことになるとは…今回は雨季に来ているから仕方ないのだが、残念な限りである。

Laguna Miniques
ミニケス湖

 ひとしきり展望を楽しんだら、ここからは湖面に向けて一気に下り出す。駆けるようにしてミニケス湖岸まで下ったら昼食休憩となり、その後ミスカンティ湖岸に寄り道して、この高所の湖を去った。

  そして最後に、先ほど通過したトコナオ(Toconao)に寄り道し、ここのヘレス渓谷(Quebrada de Jerez)を散策する。周囲は荒涼とした世界が支配しているのに、ここだけは果樹園もあるような林が広がっていて、まるでオアシスのようなところだ。谷間に下りて、久々の緑で心も体も潤し、無事ツアーを終えたのであった。

Quebrada de Jerez
ヘレス渓谷

 首都まで南下

 結局、サンペドロでは2つのツアーに参加したが、どちらも、それほど悪くはないものの、今ひとつ面白みに欠けたのも事実である。特にウユニからのツアーは素晴らしかったので、それと比較してしまうと物足りなかった。これがまた乾季に来ていれば、もう少し印象が変わっていたかもしれないが…

 さて、翌日はついにサンペドロを後にし、一気に首都・サンティアゴまで南下してしまう。カラマ(Calama)、アントファガスタ(Antofagasta)と経由して、ひたすら南に走っていくが、車窓はアタカマ砂漠の乾いた景色が続くばかり。やがて夜を迎えて、眠るより他にすることがなくなってしまった。

Desierto de Atacama
アタカマ砂漠

 こうして、サンティアゴには23時間半のバス移動(乗り換えなしでは過去最長)の末に到着。このまま国境を越えてメンドーサに行っても良かったが、今日は土曜日だし、そこまで急いでも仕方ないので、地下鉄で旧市街に出て、Hotel Nuevo Valparaísoで1泊確保。荷物を置いたら、さっそく街に繰り出した。

  とりあえずはロンプラのガイドに従って、アルマス広場、カテドラル、モネダ宮殿(Palacio de la Moneda)、サンフランシスコ教会(Iglesia de San Francisco)、サンタ・ルシアの丘(Cerro Santa Lucía)などを巡るが、街は比較的綺麗で、ヨーロッパに来ているような錯覚を覚えてしまう(まだ行ったことはないけれど)。南米の首都は概して危険なのだが、この街に限ってはそんな気配は微塵もなく、快適に過ごすことができた。

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