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旅巧館旅行記オセアニアNZ Walking Journey 2001-2002
ニュージーランドの国旗

旅行記:ニュージーランド (NZ Walking Journey)

12.雨天中止 (2002/1/3:雨

 決行か中止か

 今日からボールパス・クロッシングに挑戦するが、ツアーのピックアップが7時45分だったので、私は7時前に起床。しかし、外は相変わらず強い風が吹き、雨も降っており、テカポ湖も変色しているように見える。大いに不安な展開だが、準備を済ませてピックアップが来るのを待った。

 すると、予定より少々遅れてバンが到着した。迎えに来たのはガイドのイアンで、細身ながら相当歩き慣れている雰囲気だ。軽く挨拶を交わした後、事務所まで送ってもらうと、既に何人かの参加者が集まっていた。私のほかは、オークランド(Auckland)から来たという3組のカップル、はるばるスコットランド(Scotland)から来た中年男性1名、それにガイド2名の計10名である。

  そこで、まず簡単な自己紹介を行うと、次に装備のチェックに取りかかり、ここで必要なものを拝借する(無料)。私はブーツとウィンドブレーカー、帽子、それにバッグ(荷物をマウント・クック村に置いておくため)を借りたが、それぞれが準備を済ませた上で、9時過ぎ、いざ出発となった。

  1時間あまりでクック村のアンウィン・ハット(Unwin Hut)にたどり着いたが、さすがに山の周囲は大雨で、時折雷の音が轟いている。ひとまずハットに逃げ込むものの、雨は止むどころか、強くなる一方だ。

  しばらくしてガイドの2人が現れ、最新の天気予報を聞くのでもう少し待って欲しいという。だが、いくら待ってもバケツをひっくり返したような雨が続き、風も猛威を振るい、雷は爆音を立てて鳴り響いている。これで山の中に入ったら、ひとたまりもないだろう…皆がそう思っていたところ、再びガイドが現れ、今日は中止で、テカポに戻るという。これは予想通りの展開だったので、皆指示に従い、嵐のクック村を後にした。

 コーワンの丘巡り

 テカポに戻ると、ひとまず事務所内に仮の寝床が用意された(通常なら山小屋に泊まるはずだったので、宿を確保していないのだ)。これでは集団雑魚寝状態であるが、緊急事態なので止むを得ない。天気によるキャンセルは払い戻しの対象にならないので、この大雨が明日には収まってくれると信じるしかなかった。

  すると、しばらくして有志が近くのコーワンの丘(Cowan's Hill)を歩くという。ここからはテカポ湖の眺めが良いそうだが、どちらかと言うと暇を持てあます中、足慣らしをしておこうということらしい。正直、雨の中で歩くのは気乗りしなかったが、他の人たちは揃って参加するというので、私も渋々参加することにした。

 道は事務所のすぐ裏から始まっており、ちょうどテカポ湖の南側の小高い丘を巡るコースになっている。幸い雨は小降りになっていたので、それほど気にすることなく、緩やかな丘への道を歩き始める。そして、数分歩いたところで丘の上に到達。北側にはテカポ湖が見え、怪しいほどのミルキーブルーに染まっているが、風が強く、まもなく雨も強くなってしまった。

  そこで、まもなく下り始め、かつて星見ツアーを行った天文台の横をかすめながら、国道を横切り、北側に足を延ばして湖周辺を散策する。結局1時間あまりの散歩だったが、足のリハビリには最適だったし、何より明日以降使用するブーツの履き心地をチェックできたのが収穫であった。

Lake Tekapo from Cowan's Hill
コーワンの丘から望むテカポ湖

 言葉の壁

 仮宿に戻ってからは、少々の栄養補給の後、しばらく休んでから夕食となった。夕食は事務所を運営している家(徒歩3分ほど)で行われるので、時間になったら他の参加者とともにその家に向かう。

  が、到着してみるとまだ準備中だったので、しばしニュースを拝見。すると、今回の嵐で、西海岸では鉄橋が流されてしまったらしい。何という破壊力だろう…ただ、明日には前線が通過し、天気は回復に向かうという。今回のコースはもともと2日で周れるので、この予報が当たってくれれば、ツアーは何とか催行できそうだ。

 さて、夕食は皆で囲んでの食事となったが、ここで大きな壁にぶつかってしまった。これまでは、説明用の英語を理解すれば良いか、簡単な受け答えができれば問題なく、特段障害は発生していなかった。しかし、こうしてネイティブ同士で会話が繰り広げられると、それに付いていくのがやっとというか、むしろ付いていけないのである。まして自分から会話に参加することなどできない。参加者はいろいろと気遣って、話を振ってくれたりするが、思うように答えられない…そんな自分が歯がゆくて仕方なかった。

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