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旅巧館旅行記オセアニアNZ Walking Journey 2000-2001
ニュージーランドの国旗

旅行記:ニュージーランド (NZ Walking Journey)

1.女王のもてなし (2000/12/24:晴後雨

 完徹で出発

  ニュージーランドへの出発日は23日(土)の昼であったが、その直前まで仕事に追われる始末…最後は完徹してどうにか見切りをつけ、早朝、いざ成田へ向かった。

  成田には10時までにチェックインしなければならなかったので、新宿発8時の成田エクスプレスに乗り込み、途中爆睡しながら、無事成田空港に到着した。さっそくカウンターで往復のチケットを受け取り、必要な説明を受け、あっけないほどの出国手続きを済ませる。そして、今までの忙しさが嘘のような暇を持て余しつつ、12時発のシンガポール行で初の海外脱出を果たしたわけである。

 シンガポールまではおよそ7時間のフライトであったが、充実した機内食と各シートに設置された小型テレビのおかげで、快適な空の旅を満喫することができた(と言っても、大半は寝ていたが)。シンガポールに着いてからは、およそ3時間の待ち時間をやりすごして、夜9時(日本との時差は1時間)に、いよいよニュージーランド南島のクライストチャーチ(Christchurch)に向かった。

  シンガポールからは夜通し10時間もかかり、しかも時差が5時間もあるので、夕食と朝食の時間もあまりなく、気が付いたら朝食が配られているような状態であった。しかし、NZ上空に来るとサザン・アルプス(Southern Alps)の山並みを綺麗に望むことができ、ついに来たのだ!と、ちょっとした感動を覚えた。

 NZに入国して

  クライストチャーチは快晴で、非常に心地よい気候であったが、今回は一気にクィーンズタウンに向かうので、無事入国手続きを済ませたら国内線に乗り換え、2時間半後にはまた出発(この間に両替などを済ますが、成田空港よりレートがずっと良かった)。そして、眼下に映るテカポ湖(Lake Tekapo)やサザン・アルプスの風景を堪能したが、クィーンズタウンに近づくにつれて天候が悪化し、到着する頃には小雨がぱらついていた。

 クィーンズタウン空港からはタクシーで市街へ向かったが、出発直前になって、タクシーが少なく、しかも大型車に私1人であったためか、外国人女性3人組が同乗することとなった。おそらくは20代の女性陣なので、普通なら喜ぶべきところなのかもしれないが、3対1では、女性慣れしていない私には明らかに辛い状況だ。

  およそ15分で最初の試練を終え、予約しておいたMelbourne Guest HouseというB&BBed & Breakfast:朝食付のアットホームな宿)にチェックインする。辺りは相変わらず曇りがちで、降ったり止んだりという状態であったが、夕方になるにつれ、だんだんと霧が濃くなり始めた。私はこの夜、ボブズ・ヒル(Bob's Hill:812m)というスカイライン・ゴンドラ(Skyline Gondola)の上の展望台でディナーを予約していたので、展望が望めなくなるのでは…と不安がよぎる。

Lake Wakatipu from guest house
雲がかるワカティプ湖 (宿泊先より)

 霧の記念日

  すると案の定、ゴンドラで丘の上に昇ってみると霧が濃くなっており、しかも雨が激しくなって展望どころではなくなってしまった。やはり女王は、私のような新参者には最高のもてなしなどしないようである。

  ただ、予約の時間にはまだ余裕があったので、ニュージーランドの自然を紹介する短編映画『キーウィ・マジック』を見たりして過ごし(中国人の団体客に占拠された感じだった)、夜8時からビュッフェ形式の豪華なディナーとなった。日本人や中国人の団体客のほか、地元の人とおぼしき人たちも多く、生演奏も行われていて、それぞれに聖夜のディナーを楽しんでいるようだ。霧も時折少なくなり、ワカティプ湖(Lake Wakatipu)と街並みの夜景を眺めることができる。女王も冷徹ではなかったということだろうか。

 ともあれ、こうして日本でさんざん騒いでいた「20世紀最後のクリスマス・イブ」は、私にとっては初のニュージーランド上陸という記念すべき日になったのである。

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